解体工事はどちらに依頼するとお得?大手と中小の企業を比較

長尾

埼玉県の解体工事といえばランズコーポレーション 広報担当の長尾です!

ランズコーポレーションは、埼玉県を中心とした解体工事を行っております。 埼玉県での総施工数は、500件以上を任せて頂きました。

我々に、お任せ頂いた皆様のおかげでこの記事を作ることができております。
改めて、ありがとうございます。

今回の記事は、解体工事の相談をもらう時に多い質問

「解体工事の業界って大手企業はどんなところ?」
「やっぱり大手の方が安いのかな?」
「解体の大手と中小の違いがわからない」
「名前を知ってる業者に頼んだ方が安心だよね」

を徹底的に答えていきます。
ナビゲーターはプロ解体マン むらっちょんです。

どうも、むらっちょんです。

自分、解体の仕事をしてもう10年になりますね。
自分が関わった解体工事数は1000件以上見積もり件数で言えば、6000件ほど任せてもらったので

しっかりナビゲートしていきますね。
早速、本題に行きましょう!

むらっちょん

解体業者の大手企業とは

長尾

僕はこの業界に入ってまだ日が浅いので同業界のことについて正直まだあまり

知らないことが多いんです。業者間でのやりとりってほとんどないじゃないですか?

そうなると、出会う機会もなくて・・・

そうだな。この業界は横のつながりが強くはないからね。

10年間ぐらい解体業界で仕事しているけど、


看板で他の会社を知ったりする程度で他の会社の人と付き合いはそこまでないからねー。

むらっちょん

長尾

そうですよね。一般的に解体工事の大手企業ってどこになるんですかね?

それは、いわゆるスーパーゼネコンと言われるような会社だね。

鹿島建設、大林組、大成建設とかだね。名前は聞いたことがあるじゃないかな?

むらっちょん

長尾

あります!

CMとか山手線沿線の大きなビルを工事している時に大きな看板で目にする事が多いですね。

そうそう!

よく大きなビルや商業施設の解体工事をやっているよね。解体業の大手企業といえばこの3社だね。

むらっちょん

長尾

どのくらいの企業規模というか売上高をあげれいるんですか?

3社とも1兆円は超える売上高があるよね!

むらっちょん

長尾

え!1兆円!それはランズコーポレーションじゃ、到底たどり着くことができない売上金額ですね。(笑)

そうだな。そもそも、受注金額が桁違いだからね。

どんな現場をやっているかというと、

鹿島建設だったら浜松町の駅前にある貿易センタービルだったり、


大成建設だったら、グランドプリンスホテル赤坂を解体工事しているから住宅解体工事と桁が3つぐらい違うからね。

その分、大きな建物価解体しているから、工事期間が年間通じてだったりするね。

むらっちょん

長尾

確かに、住宅解体みたいに2週間で解体ができるようなレベルじゃないですもんね。
他にはどんな建物を解体しているんですねかね?

大きな大学病院、公共工事と言われる区役所や学校などの国や都道府県、市区町村が所有している建物、高層マンションや巨大商業施設などの

その地域のランドマークになっているような建物を解体工事しているな。

むらっちょん

長尾

社会的に影響のある建物を解体できるなんてすごい話ですね。

ふと思ったのですが、大手解体業者は、僕たちが解体しているような住宅は解体しないんですかね?

これだけ大きな建物を解体するなら住宅は簡単な気がするんですけど・・・

大手の解体業者は、住宅の解体工事は基本的にはやらないな。

それは諸説色々な理由はあるけれども、一番の理由は価格が合わないことと、期間が長い工事だから、回転率重視をしていることはしないんだね。

もっというと、役割が違うということだね。

スーパーゼネコンがあるから、大きな建物の解体が進んで、中小企業や新興企業があるから、

住宅の解体工事ができるんだよね。

歴史の長い建設家業界が産んだ企業ごとの役割なんだろうなというの個人的な見解だね。

むらっちょん

長尾

なるほど!

確かに、川口市やさいたま市の住宅の解体工事現場でスーパーゼネコンの名前は一度も見たことがないですね。


それは概念的に言うと役割が違うということになるんですね。

もう少し、大企業と中小企業の違いについて解説をしてもらえませんか?

解体業者の大手企業と中小企業の違い

解体工事業界は大手企業と中小企業は色々な違いがあるから、


いくつか項目に分けて説明をしていくね。

①従業員規模

大手企業:2000名~8000名
中小企業:200名以下

一般的な人数規模の違いですね。この数字の中身の部分を説明すると、

解体工事を担当するチームの単位を【班】というんだけれども、

大手は班が全国や世界に散らばっているんだ。 だから、全国もしくは世界が現場対象になり得ることができる。
中小企業は、班の数が少ないが、地域密着型を取っている企業が多く、

その地域で実績を積み上げていることが多いんだ。

「さいたま市の解体工事と言えば株式会社○○だよね~」と言葉に出るイメージだね。

ちなみに、ランズコーポレーションは、「さいたま市、川口市の解体工事と言えば」って少しずつ言われてきているよね。


2つの市から言ってもらえるなんて贅沢だね(笑)

②現場の違い

大手:公共工事、大規模工場や商業施設、高層オフィスビル、マンション
中小:戸建て、アパート、マンション、小規模工場や商業施設

さっき、上で言ったように、


会社の規模によって役割が違うということをもう少し開設をすると、

大手になればなるほど自社社班が増えて、

人数規模が大きくなると、解体工事をする規模も大きくなるよね。


だから、地域のランドマークを解体工事をするのがほとんどが大手企業になるんだ。

万が一、中小企業規模の解体工事業者が大手企業の現場を解体工事をするとなると、

逆に時間が掛かってしまう可能性の方が高いということだね。

その分、中小企業は数がたくさんある住宅や小規模の工場や商業施設を担当をする。


中小企業は、班の数は少なくなるけれどもその分、期間が短い工事を担当することが多い。


そのため、たくさんの数をこなせるものが工事の対象になるんだよね。

③クライアントの違い

大手:大手建設業者の下請け、官公庁、大手ハウスメーカー
中小:地場の不動産、中小ハウスメーカー、個人

これは、業界の構造から話しを展開していくと、
ピラミッド型の構造になっていて頂点にいるスーパーゼネコンに

仕事が流れていくようになっているんだ。


だから、大きな解体を担当するのは自動的に大手企業になる。

また、多重下請け構造にもなっているから、企業規模が小さければ小さいほど、


薄利で仕事が回ってくるんだ。


そのため、薄利の仕事ばかり来ないしていたら、

効率が悪いため結果的に企業規模ごとにターゲットが異なるんだよね。

大手なら大手同士、中小なら中小同士が仕事をし合うことが一般的な仕事の流れだね。 また、2021年から下請けや解体工事買収して、自社専門の解体部隊にする買収の動きが盛んになっているんだ。

例えば・・・


環境対策工事×解体工事 リサイクル会社×解体工事 鉄道関連会社と解体工事


など、
本来は元請けと下請けの関係にあったのを自社内で完結させることで中間マージンの削減や現場数を安定的にこなせるようにするためにコントロール下に置くことを目的にしているんだ。


その背景には、原油価格の高騰による様々な値上げが影響していて、

自社で解体工事をする仕組みを作り出せばコストは40%ほどカットすることができるみたいだ。

従来の書いた工事のビジネスモデルが変化する兆候だと言ってもいいでしょう。

④重機の違い

大手:自社で100台近く保有
中小:10台前後自社保有その他はレンタル

言葉が少し幼稚かもしれないけど、

大手はお金を持っているから自社で重機をたくさん保有して管理をしている。


大きな現場を担当することがメインだからこそ1現場で5台以上の重機を使うから、自社で持っていたほうが、金額的な負担や管理がしやすいんだよね。

あとは、

最先端技術の研究にも力を入れているからレンタルにはない重機を自分たちで作っているんだね。 中小企業は、重機をたくさん保管する場所を確保しているわけではないから自社保有には限界がある。


そのため、レンタルをすることが多い。実はレンタルの方が効率がいいときもたくさんあるんだ。

大手と違って期間が短い工事が多いから、欲しいときに欲しい重機を選択して重機をレンタルすることで管理コストが大幅に削減できるんだ。


自分たちの担当売る現場に応じて柔軟に使い分けしているようなイメージだね。 こんなところだね。

大手こその利点と中小こその利点があって
それが自然とうまく回っているのがこの解体工事業界だよね。

その根拠として、

解体工事の80%は中小企業で住宅の解体工事は全体の8割りだからちょうどいいようにできあがっているね。仕組まれたかのようにね(笑)

むらっちょん

長尾

なんですか?早く教えてください!

請負金額500万円以上の解体工事ができること

重要だから、もう一回言うよ。

請負金額500万円以上の解体工事ができること!

むらっちょん

長尾

わかりやすく要点をまとめていもらいありがとうございます。

大手と中小の違いが明確になりました。

このブログを見ている人たちは、多くが住宅を解体しようと思っている人たちが多いと思いますが、中小企業のメリットを深堀りしてください。

中小企業のメリット

シンプルに住宅の解体工事の実績がたくさんあることだね。

大手企業は、住宅の解体工事をやることはないから住宅の解体工事の実績は少ないんだ。

解体工事は、知名度と実績が重要だからね。 また、中小企業は地域特化型の企業が多いから地域の特性を知っていることが大きいね。

解体工事って実は、土地柄や地形が影響することが大きくてこれを知っている解体工事会社に解体を任


せることで事故になる可能性が低いんだよね。それは中小企業のメリット。 さらに詳しく話なら、会社が大きくなればなるほど色々と融通が利かなくなってしまうのが事実。

これはどの業界にも言えることだけど、稟議を通す事に時間が掛かってしまったりとか、担当者に決済権がなく話しが進みずらかったりとか・・・


そのため、スムーズに進まない事が意外とあったりする。


その分、中小企業は、

社長が直接お客様と会話したり連携の中に組み込まれているので、意思決定が早い。 ランズコーポレーションにいる前の会社は、中小企業だったけど意思決定が早かったね。

そうなると現場メンバーの取り纏めをしていた僕はやりやすかった。会社の都合だけでお客様への対応が遅れることは個人的に顧客目線じゃないなーって思うからね。

むらっちょん

長尾

だいぶ、中小企業にお願いするメリットが見えてきました。わかりやすいですね。

ところで、ランズコーポレーションは、中小企業なんですかね?

いや、中小企業ではないね。新興企業だね。

むらっちょん

長尾

そうですよね。それでは、新興企業にお願いするメリット教えてください!

新興企業だからこそのメリット3選

①中間マージンを取らないから料金が比較的に安い

解体業者を探すときは、基本的に不動産会社の紹介なんだけど、

そうなると業界の商慣習的に、実は紹介料が発生しているんだ。

紹介料を見積もりに公にできないから、

見積もりの各項目に少しづつ上乗せしてるのがこの業界の事実。
新興企業の場合は、個人のお客様から直接発注を受けることが多いから、

中間マージンと言われる紹介料が発生しないから、比較的に安く工事ができるんだよね。 ランズコーポレーションも個人のお客様からの発注が多いから


その場合は、
紹介料を含まない金額になるから不動産会社から紹介された金額よりもお安く工事を提供することができるね。 ちなみに、紹介料が悪と言っているわけではないよ。

信頼できる仲介会社を見つけてそこが紹介する解体工事業者であれば、安心材料んなるからね。

自分で解体業者を選ぶには選ぶ目が必要。選ぶ目代金が仲介料だと思ってもらうのがいいね。 今はインターネットが発達しているから色々な情報を収集できるから以前よりは

選びやすくなっているね。

②自社施工・管理×パートナー施工のためスピーディー

実は、ここが新興企業の大きなメリットで、自社とパートナー企業と合同で解体工事を行うんだ。

自社施工100%の会社のデメリットって自分たちの班が空いてない場合は、

解体工事に入ることができないから、解体工事に入るのが遅れてしまったり、
途中で工事をストップしないといけない時があり工事が伸びてしまうケースがあるんだ。
パートナーと合同施工の場合は、それがない。
また、発注する場所での実績が大事と伝えたけど、
パートナー施工会社はだいたいがその地域の実績が豊富なところを選ぶから、実績がたくさんある。


だから僕たちも安心して一緒に解体工事を行うことができるんだ。 自社の班を持って、1から解体工事を行うのは時間が掛かるしなによりお客様から選ばれずらい。

ランズコーポレーションが短期間で

「川口市とさいたま市ならランズコーポレーション」


と言われようになったのは、このビジネスモデルがあるからなんだ。
僕がこの会社に入社したのも、

今までにないハイブリットな考え方だから綺麗ごとではなく 真にお客様に寄り添った工事ができると確信したからだね。

素晴らしいビジネスモデルを考えたと感銘したね。

③特定地域に特化している地域実績が豊富

新興企業だからこそできることで、ランズコーポレーションで言えば、

社員数が現在4名と小規模にだよね。


だから、色々な地域に営業活動はせずに地域に特化して営業活動をしているんだ。


僕たちでいうなら、川口市とさいたま市だ。


この2地域に特化しているから会社の年数として浅くても実績が多く積むことができる。


また、パートナー企業もあえて川口市さいたま市の地場の会社にお願いをしているから、

相乗効果を発揮できることは新興企業だからできることだね。

これが従業員規模が50名前後になってくると会社としても拡大することを考えていかなくてはならないから、


地域を大きく拡大することになると1から実績を作ることが必要だから時間が掛かってしまうね。

むらっちょん

長尾

新興企業の魅力が十分に伝わりました。

人数が少ないからこそ小回りが利いて自由度が高く、

個人のお客様と一緒に解体工事を進めることができるのはお客様目線のレベルが高いですね。

だから、ランズコーポレーションは個人のお客様からの紹介が多いんですね。 さて、じゃ、最後にお得に質の高い解体業者の選び方について押してください!

やはり、少しでも安くかつ質の高い工事を実現してほしいと皆さんは思っていると思うので 期待に答えましょう!

お得な解体業者の選び方2選

①可能な範囲で自分で解体工事会社を選ぶこと

 上記で言ったように、不動産会社を通じて業者を選ぶと紹介料が別途で掛かってくるため お得にするために自らインターネットで解体業者を探すことで紹介料を節約することができるね。

②地域に特化した解体業者を選ぶ

 この理由は、ガソリン代が高騰しているので移動距離が長いほど工事代金が高くなる。 そのため、なるべく解体をする建物の地域にある会社を選ぼう。 具体的な数字でいうと、半径10~15キロ圏内で探すのがおススメだね。
この2つを抑えておけば、お得に解体工事をすることができる。

正直な話し、解体工事はどの会社に依頼しても誤差は10万円~20万円程度。

そこまで大きな差は生じないんだよね。

その理由は、住宅の工事や小規模の工場や商業施設を解体するのに工事内容に差別化がないからね。

お金に直結する部分はやはり、移動距離と仲介料。 金額の観点でいうなら、この2点を抑えておけば問題なしだね。

むらっちょん

長尾

むらっちょん、詳しくありがとうございます。


だいぶ、暴露した部分もあると思いますが、

それだけ解体工事は未知な事が多いため真実を伝えることが社会貢献のひとつですね。

次回もまた、お楽しみに~!

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