株式会社 ランズコーポレーション

埼玉県さいたま市・川口市・越谷市
木造解体・鉄骨解体工事

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解体工事でよくあるクレーム3選。未然に防ぐための対策も紹介!

長尾

埼玉県の解体工事といえばランズコーポレーション 広報担当の長尾です!

ランズコーポレーションは、埼玉県を中心とした解体工事を行っております。 埼玉県での総施工数は、500件以上を任せて頂きました。

我々に、お任せ頂いた皆様のおかげでこの記事を作ることができております。
改めて、ありがとうございます。

今回の記事は、解体工事の相談をもらう時に多い質問

「解体工事ってクレームが多いと聞くけど実際はどうなの?」

「どんなことでクレームになるの?」

「クレームが少ない業者はどんな対策をしているの?」

「穏便に工事を終わらせたいです、どうしたらいいですか?」

を徹底的に答えていきます。
ナビゲーターはプロ解体マン むらっちょんです。

どうも、むらっちょんです。

自分、解体の仕事をしてもう10年になりますね。
自分が関わった解体工事数は1000件以上見積もり件数で言えば、6000件ほど任せてもらったので

しっかりナビゲートしていきますね。
早速、本題に行きましょう!

むらっちょん

解体工事のクレームはなぜ発生する?

長尾

ランズコーポレーションに入社する前に、解体工事を長年やっている友人から

「解体工事は、クレームが多いから大変だよ~」って何度も念押しされたのが記憶にあります。

長年やっているむらっちょんからしてもクレームは多いと感じますか?

そうだね~、クレームは多い業界なんだと思うよ。
昔の会社にいたときは、1現場複数クレームが当たり前になっていたこともあったな。
多いイメージだよね。

むらっちょん

長尾

そんなに多い時期があったんですね。今のむらっちょんからは想像ができないです!

解体工事を始めてから3年間ぐらいは自分も知識がないから防ぐことができなかったな。

おかげさまで色々な経験をさせてもらったから今はクレームを限りなく抑えることはできていると自分でも思うよ。

むらっちょん

長尾

さすがですね~、確かにランズコーポレーションはクレームが少ないと自分も思いますね。

40件解体工事をしたら1件あるかないかという実感値でいますね。

ところで、何で解体工事ってクレームが発生するんですかね?抽象度の高い問いですが(笑)

そうだな~、
解体工事は家をショベルカーで家を壊すから周りに住んでいる人からすれば
色々な障害が起きるからね。

特に普段の生活には存在しないことを体感するからストレスに感じることが多いんだ。

むらっちょん

長尾

確かにそうですよね。
すごい音しますし、現場に立っているだけで揺れるし、ほこりがすごいですもんね。

日常生活ではまず存在しませんね。

そうだろ~、びっくりすると思うんだよね。
解体工事は、【人生で一度あるかないか】

と言われているよう工事だから体感したことがない人がほとんどなんだよね。

例えば、道路工事って生活していると結構見かけることも多いじゃないの。

だから、なんとなく頭で「これぐらいの音だろう」と思うことはできるけど、

解体工事はそうとは限らない。

むらっちょん

長尾

確かに、僕はまだ32年間しか生きていないけど、家の近くで解体工事を体感したことがないですね。来週からお隣さんが解体工事をするとなると、結構身構えちゃいますね。

今回の記事は、振動・粉塵・騒音に着目してナビゲートをお願いします。


あとは、未然にクレームを防ぎたいと思う人がたくさんいると思いますので、

対策だったりクレームが少ない業者の選び方もあるとすごい助かりますね。

よくあるクレーム3選~振動~

まずは、【振動】から行こうか。

このクレームは近隣住民が、終日自宅にいる場合に発生しやすい。
解体工事をしているとどの工程でも、振動は発生してしまうんだ。


その振動が、たまにだったらストレスの感じ方が小さいのかもしれないけれども、解体工事の場合は、【断続的】に発生してしまうんだ。

なぜなら、ショベルカーを工事中は、動き回っていて、アームで家を崩しているからなんだ。ショベルカーは非常にパワーがある機械だから移動の振動も普通の車と比べると非常に大きい。

さらに、家の基礎と繋がっている建物を壊していると地中で繋がっている地盤に振動が響いて、近隣の家が揺れてしまう原理なんだ。

どのくらいの揺れかというと、断続的には、【震度2】程度で、突発的に発生するのは、 【震度3】の大きさの揺れが起きるんだ。

普段生活していて、震度2の地震が起きても気が付かないことが多いけれども、断続的に揺れているとなると・・・さすがに体感してしまうね。振動のクレームでよく言われることは

「ずっと、揺れていて気持が悪くなってしまった」
「めまいがする」

などが多いね。 揺れを直接的感じる範囲は、半径3m前後。

もちろん、その地域の地盤の強さにもよるんだけど、
地盤が弱いところでは半径5mまで影響されてしまうこともある。

揺れを感じ始めるのは解体工事が始まて、2日目から3日目ぐらいから感じ始めて、ピークは建物を壊し終わった後の【基礎】の解体がスタートした時だね。

一番地面に近い部分の解体工事に合わせて、基礎は非常に頑丈なつくりをしているため、 ショベルカーとの力の反動が強いんだ。

基礎撤去はそこまで時間が掛かる工程ではないけど、短時間でも【震度3】ほどの揺れを感じる。 まとめると、地面に近づけば近づくほど振動の体感は強くなってきて、ピークは【震度3】を感じるということだね。

むらっちょん

長尾

むらっちょん、ありがとうございます。
確かに現場に立っていると基礎撤去の時は揺れますね。
僕も何度か気持ち悪くなってしまったことがあります。

どんな対処法がおすすめですか?

大変心苦しいけど、基礎工事がはじまったら日中は外出してもらうことがベストだね。

そう簡単に外出できない人もいることは重々承知しているんだけどね。

振動を発生させない解体工事は正直不可能に近いらから、近隣から離れることが肉体面でも精神面でもおススメをする。

こちらから、できれば外出してください。と声を掛けることもあるから、

業者からそういわれたらご自身の都合に合わせて外出する事を勧める。

むらっちょん

長尾

そうですね。基礎工事が長い現場は特に注意して声をかけています。これからも声をかけていきましょう~。

よくあるクレーム3選~粉塵~

次に【粉塵】について説明をしていくね。

このクレームは、終日家にいるいない問わず発生しやすいクレームになっているね。

粉塵と聞いてもしかするとイメージが湧きづらいかもしれないから、
簡単に説明をすると・・・石や木金属が砕けてできる【塵場のゴミ】なんだ。
塵だから、細かく大量に発生する。
さらに厄介なのが、風に舞ってしまうためすぐに飛んでしまうからほぼ、
コントロールをすることが不可能なごみと言っても過言じゃないね。
どのくらい粉塵が飛んでいくかというと、確実に解体する住宅に面している建物には飛んでいく。

あとは、風の条件によって距離が変わってきてしまうから、少し離れた家でも気が付いたら粉塵が溜まっていることもあり、クレームになることがあるんだ。

粉塵でよく言われるクレームは、

「車が塵が積もっている」

「洗濯物に塵が付いていて、また洗わないといけない」

「家の天井が汚れてしまっている」

など、【汚れ】に関するクレームが多いんだ。 どの工程で一番発生しやすいかというと、解体工事が始まって2日~5日目にかけて一番発生しやすいね。

なぜ、このタイミングで発生をするかというと、ショベルカーで建物を破壊していくと発生する。
通常の木造一軒家の建物であれば、粉塵が集中して発生する期間は、3日~4日ということになるね。 業者は、粉塵を発生させないようにするためにどんな対策をしているかというと、

【散水】をするということだね。散水をすることでほこりが宙に舞うのを軽減させているんだ。
実際の効果でいうと、散水は非常に効果的だと思う。

ただ、全ての粉塵をケアできるかと言われると、それはできないんだ。業者は少しでも粉塵の発生を抑えようと努力をしているから応援をしてほしいと現場を10年間やっている僕からのお願いだ(笑)

むらっちょん

長尾

こちらも、良い対策方法があれば教えてください。

粉塵の対策は、工事期間中にお洗濯ものはなるべく外に干さないことをお勧めする。

また、車に関して言うと、どこかに移動してもらうのは困難だから、解体をしている業者に声をかけてもらって、車にシートを掛けて貰うようにお願いするのが一番いいね。

業者から対応してもらうこともあるんだけど、風向きによっては気が付かない可能性もあるから近隣住民から声を変えてもらうと業者はすぐに準備をしてくれる。


粉塵はすぐに溜まってしまうため、少しでも気になったら依頼するのがおススメ。

むらっちょん

長尾

そうですね。言い訳になってしまいますが、工事がスタートをすると周りに目が行く回数がどうしても減ってしまうのが本音です。

近隣住民の方からすると、「なんで、こんなに汚れているのに気が付かないの」って思われしまうかもしれませんが、目を離すと危険な工事でもあるため、どんどん声をかけてもらうと非常に有難いですね。

よくあるクレーム3選~粉塵~

次に騒音について、説明をしていくね。騒音の苦情は一番多い。

なぜなら、工事が開始する日から終わる日まで、絶え間なく起きてしまうからなんだよね。
1日で見ると、作業時間は約9時間。朝から夕方までずっと巨大な音が発生している。
これは本当にストレスになってしまうね。


なぜ、この音が発生してしまうか、工程別に見ていくと まずは、【足場の組み立て】は、ハンマーで鉄の足場を地面に打ち込んだり、接続をするので高い音が【キーン】と響きような音になる。


次に【建物解体】は、重機のエンジン音・建物が崩れる音が発生するんだ。「ガッシャーン」や「ドッカーン」と重い音が発生して、事故があったんじゃないかとびっくりする人が多い。
重機のエンジン音について、重機は基本的に軽油で動いているため音が非常に出やすい。実際、重機のエンジン音がする近くに行ったら会話が聞こえないレベルになるんだ。

最後に、【基礎撤去、整地】この音は一番響く。
なぜなら、建物があるときはその建物が防音効果になって音を吸収してくれていたんだが、この工程は建物を崩し終わった状態の工程になるため、音が全て外に漏れてしまって、防音効果がほとんど聞かない状態になるんだ。 「ドンドンドン」や「ガシャガシャ」、「カンカンカン」と低い音と高い音が交わっているから苦痛になる騒音が聞こえてくる。
業者はどんな対応をしているかというと、養生シートはガレキの飛散を防ぐだけではなく防音効果も高い。また、作業のやり方も音が発生しずらいような工法を取っているね。
しかし、音を抑えるのは解体工事で非常に難しくて、一生の難題ともいわれているんだ。

そのため、音がストレスに感じる方は、工事時間帯はなるべく解体の現場から遠く離れたところにいることをお勧めする。

音を小さくしたい気持ちはたくさんあるけれどもどうしても困難なことがたくさんあるんだ。

そのため、我慢してその場に居続けるよりも、外出された方がストレスを溜めずらくなるね。 最後に、まとめるね。 三大クレームは、工事をしていたら絶対に発生してしまうもの。

また、工程ごとに苦情になり得そうな事象が異なるから、「この地域ならこの問題が発生しやすいな~」と業者が事前に理解する必要があるね。
発生してしまったら速やかに対処をすることが【業者の格】だね。

また、近隣住民の皆様は、工事期間中はなるべく自宅にいないことをお勧めしますね。 木造住宅の場合は、7日間程度工事が終わりますが、この7日間は非日常体験になるため、外出して工事を五感で感じないようにするのがベストですね。

むらっちょん

長尾

ありがとうございます。僕思ったんですけど、クレームっていうのはもしかすると事前に対応できるんじゃないかと思ったんですけどその点についてはむらっちょんどう思いますか?

僕は、業者のコミュニケーション不足なんじゃないかと思っているのですが・・・

クレームの根本はコミュニケーション不足!

その通りだよ!業者は、振動・粉塵・騒音が発生することはわかっていることだからね。

さらいいうと、苦情が入りやすいことも経験則的に理解をしている。

近隣の住民に解体工事の事前挨拶の時にしっかりとコミュニケーションを取っていると苦情に繋がることが少なくなるんだ。

事前の挨拶の説明を怠り、工事が始まって、振動・粉塵・騒音が発生したら、長尾君はどう感じる?

むらっちょん

長尾

僕だったら怒りを覚えます(笑)

正直でよろしい(笑)これが、近隣住民のリアルな感情だよ。
それをしっかりと抑えておけないとコミュニケーション不足になってお互いに気持よく解体工事を進めることができないよね。

ランズコーポレーションが行っている近隣挨拶を事例にするとね。

‐近隣挨拶は、広範囲に行う
‐振動・粉塵・騒音は必ず発生するとハッキリ伝える
‐その上で、ランズコーポレーションがどうゆう対策をしているか伝える
‐その家に影響がありそうなことを具体的に提示する
‐最後に、気になっていることを話してもらい現段階で解消できることは解消
これをするようになってから、だいぶクレームが減ったね。

正直今までは、一方的に工事をする事を伝えていただけだったから苦情もあったね。
単なる説明じゃなくて、【その家に起こりうることを提示する】スタンスに変えてから

近隣住民が協力的になったんだ。これは心から感謝だ。

むらっちょん

長尾

このやり方を導入してから苦情は一気に減りましたもんね。
コミュニケーションをしっかり取れると非常に安心しますよね。僕たちも集中して工事に臨むことができますね。

ランズコーポレーションのように、
クレームが少ない業者って中々見つけることが難しいと思うんですよ。


どうしたら、見つけ出すことができますかね?

クレームが少ない解体業者の特徴

これは正直、見つけ出すのは非常に難しいと思う!

共通点があるとするなら、【報告が細かい】そして【スピーディー】であることかな。 人間の心理的に、報告が細かい人の特徴は、【相手の目線になろうとしている】ことが根底にあるからなんだと思う。

自分で抱え込まずに寄り添って一緒に解決していくスタンスが強いと報告が細かくなっていくよね。結果、コミュニケーションを取る上で信頼されやすいタイプでもあるんだね。

また、スピーディーも同義だ。この共通点があることを見つけるためには、見積の段階や立ち合いの時に少しだけ会話して感じてみることが大事だね。

少しの時間だとわからないことも多いだろうけども、こんな質問をしてみたらいいと思う。
「御社は報告の頻度はどのくらいですか?」
ここで、
「毎日、工事の報告をします」と帰ってきたら期待してもいいと思うぞ。

むらっちょん

長尾

そうなんですね。
確かに毎日工事の報告をしていたら、工事前の仕事もしっかりとこなして報告をしてくれそうですね。

依頼主からすると一度しかない解体工事が故に、気持よく終わりたいですもんね。 最後に、クレームを未然に防ぐ対策を教えてください!

未然に防ぐ対策はこれだ!

依頼主が自ら防ぐためには、【自らが近隣挨拶に行くこと】これが一番効果的!!
10年間解体工事をやってきて、クレームがない現場の共通点なんだ。 業者が突然来て、工事の説明をするよりも依頼主が 「近々、解体工事があるからご迷惑をかけます」と一言いえば、近隣住民の方々は頭の中で理解できるし、心の準備もできるようになる。

業者からしても、依頼主が事前に挨拶に行ってくれたご自宅に行くのは非常に行きやすいです(笑)

これは、結果論かもしれないけど、苦情がなく工事が滞りなく終了するのはお互いに気持がよいですね。

そのため、依頼主と業者がタッグを組んで1つの工事を完了してく理想を叶えるために必要なアクションだね。

業者からも近隣住民のへの事前挨拶お願いします!と言われることがあると思いますが、 解体が決まった時点で近隣へ声をかけておくとなおいいでしょうね。

むらっちょん

長尾

ありがとうございました!また、次回もお楽しみに~

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