株式会社 ランズコーポレーション

埼玉県さいたま市・川口市・越谷市
木造解体・鉄骨解体工事

受付 9:00~18:00

業者選びのを失敗しないために!解体業者の資格・許可を解説」

長尾

埼玉県の解体工事といえばランズコーポレーション 広報担当の長尾です!

ランズコーポレーションは、埼玉県を中心とした解体工事を行っております。 埼玉県での総施工数は、500件以上を任せて頂きました。

我々に、お任せ頂いた皆様のおかげでこの記事を作ることができております。
改めて、ありがとうございます。

今回の記事は、解体工事の相談をもらう時に多い質問

「業者ってどこも一緒なんじゃない?」
「A社と御社はどう違うの?」
「それぞれに免許の違いってなに?」
「うちのアパートの解体はどこに依頼したらいいの?」


を徹底的に答えていきます。
ナビゲーターはプロ解体マン むらっちょんです。

どうも、むらっちょんです。

自分、解体の仕事をしてもう10年になりますね。
自分が関わった解体工事数は1000件以上見積もり件数で言えば、6000件ほど任せてもらったので

しっかりナビゲートしていきますね。
早速、本題に行きましょう!

むらっちょん

解体工事業登録に関する資格一覧

長尾

僕が入社して、一番びっくりしたのが、

業者として許可や資格があり さらに個人としても免許や資格がたくさんあることですね。

正直、解体工事が始まったら、建物を解体して更地にして終わりだから
資格とか許可が見えないから恐ろしいですね。

そうだな。

解体工事を仕事にしないとわからないよね。

解体工事は、資格や許可もだけど、複数の法律も絡んでいるから
実は、複雑な業界でもあるんだよね。

むらっちょん

長尾

知らなかったですね。

今回の記事は、資格と許可についてフォーカスを当てて
むらっちょんにナビゲートしてもらいたいので、色々と教えてください。

いいぞー。
聞きなれない言葉がたくさん出てくるから覚悟してな!

むらっちょん

長尾

はい!メモの準備をするのでお待ちください(笑)

解体業者と名乗るためには、一覧って言うほど数はなくて
大きく分けて二つの許可が必要なんだ

1つ目 解体工事業登録
2つ目 建設業許可


これだな。
ちなみに、ランズコーポレーションは、建設業を持って仕事をやらせてもらっているね。

むらっちょん

長尾

そうですね、

現場の看板に記載する際に今年から、解体工事業登録から建設業許可に
変わりましたもんね。

その違いってなんですか?

まずは、解体工事業登録について説明して最後に違いを言おうか。

解体工事業登録は、解体業者を名乗るためには絶対に取らないといけない
基本的な免許になるんだよね。


これがないと解体工事をしちゃいけないの。 だから、どこの業者でも必ず持っているはず!

むらっちょん

長尾

なんで、はず!を強調したんですか?

なぜなら、2001年まで解体工事業登録をしなくても解体業者を名乗り
工事をすることが可能だったから、もしかしたら、解体工事業登録をしていない業者も
あるかもしれないなーと思ってね。

むらっちょん

長尾

えー、じゃ、誰でも家を壊すことができたんですね。恐ろしい。

さすがに、この法律が施行されてから21年も経ってるからどの業者も 持っていると思うけどね。
さらにいうなら、解体工事業登録を申請するのは、簡単。 申請に必要なことは

①解体工事を行う都道府県別に申請書を作成する。

ランズコーポレーションなら
東京都、埼玉県、神奈川県、茨城県、栃木県、群馬県の解体工事業登録をしているね。

自分たちが仕事をしたいエリアで申請書を作るんだな。

正直、これは特別な試験や条件がなく、申請書に必要事項を記載すればいいだけの話だね。

②技術管理者の選定

解体工事業登録を受ける際には、ここが重要。 要は、解体工事のプロを社内に最低1名採用する必要があるということだね。

技術管理者の要件は

‐解体工事の実務経験8年以上
‐大学・高校の専門学科終了し、大卒は2年、高卒なら4年以上の実務経験者
‐建築関連の国家有資格者の在籍

この2点を抑えれば、解体工事業登録を認めてもらえるね。

むらっちょん

長尾

おー、変な言い方かもしれませんが、

簡単に解体工事業登録を申請することができるんですね。

そもそも、申請なしにできていた仕事だったから、最低限必要な情報だけで 登録ができたんだね。

これから解体工事が増える時代に、申請が難しくなってしまったら
解体工事ができなくなってしまうよね。

むらっちょん

長尾

確かにそうですね!

次に、建設業許可について話すね。

この資格は、解体工事業登録の1つレベルが上の許可だと思ってもらえるとわかりやすいね。
なぜなら、ここがさっき言った、

解体工事業登録と建設業許可の大きな違いかつ重要。

むらっちょん

長尾

なんですか?早く教えてください!

請負金額500万円以上の解体工事ができること

重要だから、もう一回言うよ。

請負金額500万円以上の解体工事ができること!

むらっちょん

長尾

さすがに覚えました(笑)

じゃ、そのまま解体費用別に必要な許可について
教えてください!

解体工事費用別に必要な申請許可

費用別の切り口で、必要な許可について話すと

シンプルに
500万円以下の工事→解体工事業登録
500万円以上の工事→建設業許可


これだね。

むらっちょん

長尾

500万円がラインになるんですね。
なんで、500万円がラインなんですかね?

いい質問だね。
2つあるんだけど、

1つ目は、時代背景

高度経済成長期で同時期に多くの建築物を作ったよね。

マンションや商業施設がいい例だね。
それが老朽化して、解体工事をして立て直す必要が出てきたんだ。

そこで、
戸建てを中心に解体をしている業者が、

マンションや商業施設を解体することは危険と判断をして、

戸建てでは中々達しない、500万円というラインを作ったんだ。
実際に、500万円以上の建築物は、埼玉県でも鉄骨造がほとんど。

上記の通り、マンションや商業施設の解体工事の依頼が多い。
木造解体とは、解体工法も異なるし、産業廃棄物の処理方法も大きく変わるね。

2つ目は、法改正

それこそ、時代の流れで、
解体工事業登録の範疇を超える解体工事が増えてくることが 予測されていたから、

大きな工事の実務経験者を解体業者に招聘する必要があったんだ。
そこで、改正が行われたのが、建設業許可の項目に【解体業】を追加したんだ。

むらっちょん

長尾

建設業許可の中に解体業は含まれていなかったんですか?

含まれていなかったというか、分類訳されていなかったんだよ。
とび・土木工事の項目の中に、解体工事が含まれていたの。

とび・土木のワードから解体のイメージが湧かないと思うからイメージしずらいけど
とび・土木の仕事の工程の中に解体が付帯工事として入っていたから
実務としてやっていたんだよね。


とび・土木の人たちは、公共工事など大きな現場の仕事をしていたから
請負金額500万円以上の工事を長年経験しているんだよね。

その実務経験を、解体業として活かすために、解体業を追加した。

これが、平成28年6月に改正されて、建設業許可が解体業者にも必要になってきた ということだね。

むらっちょん

長尾

詳しく説明していただきありがとうございます。
建設業許可の重要性と500万円以上にラインを切ることが理解できました!

解体工事って人生で1度あるかないかの世界だから、すぐに理解することは難しいんだけど、

実はこうゆう仕組みで解体業者が成り立っているってことを覚えておくだけで、

その会社のホームページを見ただけでどの免許を持っているのかわかるね。

少し、余談で僕の主観になってしまうけど、
500万円以上の解体難易度高い建築物を担当している業者が
木造住宅を担当してもらうのは安心感もあるよね。

むらっちょん

長尾

確かに!お見積もりで、鉄骨マンションの解体の写真とかお見せするとお客様から驚かれるし、

安心を感じてもらえている言葉をもらうので、
むらっちょんの考えに共感できますね。
今の説明を聞いていると、建設業許可を取得するのは、
解体工事業登録よりも難易度が高そうなイメージを持ったんですが、

実際のところどうなんですか?

詳しく教えてください!

解体工事業の建設業許可要件

これは確かに難易度が高いぞ。 どんな要件が羅列していくね。

①経営業務に管理者がいること


②専任技術者がいること


⓷財産的な基礎が安定していること


④誠実に契約を履行していること


⑤欠格要件に該当しないこと


⑥社会保険に加入していること
これだね。

むらっちょん

長尾

簡単にいうと、経営状態が安定していて、しっかりとした会社ってことですね。

真面目に会社に経営に従事している会社だったら
どこでも許可が取れそうなイメージが湧いてしまったのですが・・・


なぜ、どの項目が許可を取るためのハードルが高いのですか?
この記事を読んでくれている人の中にも、

会社の信用性は前提として作業の信用性を知りたい方もいらっしゃると思うので、お願いします!

それはね、

②専任技術者がいること。これなんだよ!
なぜ、これがハードルになるかというとね。

そもそも専任技術者に価する人っていうのは特別な資格と実務経験が必要なんだ。

むらっちょん

長尾

そうなんですね、それって具体的にどんな要件を満たしている人なんですか?

一級土木施工管理技士という資格が必要になるんだ。

むらっちょん

長尾

それは具体的にどんな資格になるんですか?

これは記事だから簡単にいうと、全ての土木関連工事をマスターしている人を指すんだよね。

施工管理、安全管理この二点が完璧にこなすことができる人にしか与えられない資格なんだ。

この資格の難易度は非常に高くて、合格率は25%前後。

試験には、学科テストと実地テストがあって、
実務テストの合格率は15%~20%なんだよ。


知識はあっても、実務で再現するのが難しい資格なんだよね。
この難関を突破した方が、晴れて一級土木施工管理技士として仕事ができるんだね。

むらっちょん

長尾

それは頼りがいのある資格ですね。

この、資格を持っている方がいないとどんなに経営状態安定していても
建設業許可は下りないということだね。

現社員が、試験を受けて合格するのを待つのか、
外部から一級土木施工管理技士の方を雇用をすることになるからね。

経営者としては非常に最大のハードルだよね。

むらっちょん

長尾

じゃ、埼玉県で僕たちと同規模の会社でどのくらいの業者が、建設業許可を持っているですか?

解体業者の1%だね。

むらっちょん

長尾

1%!!うちの会社すごいな・・・(笑)

こればっかりは縁の話だからね、

今年からランズコーポレーションに入社してくれた、N島さんのおかげだよね。

地方企業の代表取締役を経験されて、代表の理念に共感して入社してくれたみたいだからね。

むらっちょん

長尾

N島さんが、入社して以降

現場の工事の流れも良くなったし
安全面の改善にはすごい力を入れて劇的に変わりましたもんね。

そうだね、僕の10年以上解体の仕事してきているけど
違う観点からのアドバイスや改善があって、

長い付き合いのあるお客様からも褒められることが本当に増えたからね。

むらっちょん

長尾

むらっちょん、今回もありがとうございました! 最後にまとめをお願いします。

失敗をしない業者選びって難易度が高いですからね。

失敗という観点は、結果論でしかないからね。
じゃ、その結果論を失敗しない方向に持っていくための情報取集として

建設業許可を持っているか持っていないか、
その中身には、一級土木施工管理技士という鍛錬を積んだ人間がいるということですね。
とはいえ、建設業許可を取得するしないは、あくまでも経営判断になるので。

長年解体工事業登録で腕を磨いている人はたくさんいますからね。
その点も理解した上で、
解体対象の建築物に必要な、工事業者はどこなのか?
担当者と会話していく上で判断してもらえるといいと思います!

むらっちょん

長尾

それではまた、次回もお楽しみください!

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