株式会社 ランズコーポレーション

埼玉県さいたま市・川口市・越谷市
木造解体・鉄骨解体工事

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備えて安心!解体工事でトラブルが起こった時の対処法を紹介

長尾

埼玉県の解体工事といえばランズコーポレーション 広報担当の長尾です!
ランズコーポレーションは、埼玉県を中心とした解体工事を行っております。


埼玉県での総施工数は、500件以上を任せて頂きました。
我々に、お任せ頂いた皆様のおかげでこの記事を作ることができております。

改めて、ありがとうございます。


今回の記事は、【解体工事の際に気をつけたいトラブルとは?】←リンク飛び

で少しだけ触れた、【解体工事でトラブルが起こったときの対処法】について さらに詳しくお伝えしていきます。 解体工事は、正直トラブルと隣り合わせで 色々なトラブルが発生することが予想されます。

もちろん、全ての解体業者はトラブルを発生させないように細心の注意を払って工事をしておりますが、万が一のために依頼者として対処法を覚えておくとトラブルが発生しても最小限にすることができる可能性があります。

今回も、むらっちょんがナビゲーターを担当してくれます。
むらっちょん、今日もよろしくお願いします。

解体工事の経験が長いが故に、たくさんのトラブルを体験してきています。

その体験を元に、依頼者としてどんな対処ができるかお伝えしますね。
物を壊すことって簡単そうに見えて実は非常に難しいんです。

そのため、トラブルが起きてもすぐに対処ができるようになにか困ったら
この記事を見れば安心と思ってもらえるようにしますね。
今回の記事はケースごとに紹介をします。

むらっちょん

case1 近隣へのトラブル

長尾

近隣へどんなトラブルが発生するか簡単に列挙していきますね。
①解体工事の説明不足
②騒音、粉塵、振動トラブル
③隣地住宅内外または付帯設備破損
④地境外構撤去トラブル

このトラブルが発生した際の、対処法について一つ一つ説明していきます。

①解体工事の説明不足 解体工事を行う前に必ず、業者が解体工事の説明に上がります。

ただ、説明不足や説明に回った際に、ご不在の場合があると、トラブルに繋がります。


こちらの対処法は
【お引越し前に必ず近隣へ挨拶を済ませる】

具体的には、お付き合いがなくても周辺5軒ほどは直接挨拶しに行きましょう。
そうすると、解体工事が近日中にあることを知ることができ心構えができます。

その後、解体業者が挨拶に向かった際に、「○○さんのところの解体工事ね!」と
認識を持った上で説明を聞くことができるので安心です。 解体工事の説明は突然ピンポンがなり、

そこから説明が始まるので頭の中の準備運動不足で情報が入りづらくなるので、

「解体工事が始まるんだ」という準備という意味でもおススメの対処法です。

ただ、顔を合わせたくない方もいらっしゃると思います。

その場合は、書面で【引っ越しをすること】【解体工事を行われること】を明記して ポストに投函するだけでも説明不足トラブルは防げます。

むらっちょん

長尾

②騒音、粉塵、振動トラブル
解体工事は、一生に一度あるかないかというレベルの工事です。

実際に、解体工事前に説明に訪問をすると、
「自身でも近隣でも解体工事を経験したことがない」というのが90%前後の回答です。

それ故に、解体工事中に、騒音・粉塵・振動などの発生することは


頭の中ではわかっているものの体験したことがないので体感として理解できておりません。
こちらの対処法は
【解体工事の現場責任者に現状と対処法について説明を代行してもらう】

具体的には、解体工事依頼者にクレームが直接入ることは非常に稀です。
ただ、万が一

クレームの連絡が入った場合は、プロである解体業者に説明を代行してもらうことが最善です。
解体業者は、工事のプロでもありながら、

状況報告や対処法を説明するプロでもあります。経験則から地域に見合った対処法も知って いる場合もあるので、現場監督にお願いしましょう。

③隣地住宅内外または付帯設備破損
解体工事をしていると、

予期せぬトラブルが発生します。特に重大なトラブルはお隣さんの家や人に傷害を与えてしまう事です。 こちらの対処法は

【事前に解体業者が保険に加入しているかの確認をして保険対応をしてもらうこと】

前提として、依頼主が傷害においての賠償責任を背負うことはなく、


民法716条で定められています。 そのため、解体業者の損害責任を担います。


多くの解体業者が保険に加入をしていると思いますが、解体前に業者にどの保険に加入をしているのか確認をするのを推奨します。 それでも不安な方もいらっしゃるかもしれません。


その際は、【覚書】を作成して事前に解体業者に同意してもらうことも1つの手です。


参入障壁が低い業界ですから、経験の浅い業者のだと知らない可能性もありますので、万が一位に備えて覚書は有効です。

むらっちょん

長尾

④地境外構撤去トラブル

外構ブロックや境界杭を解体工事で破損又は撤去してしまう場合があります。

こちらの対処法は

【事前に、隣地の方々と打ち合わせをする。】

【事後の場合は、解体工事会社に賠償責任を持ってもらう】


地境の問題は売却時の査定に大きく影響します。


そのため、解体工事前に隣地の方と解体工事業者の三者で打ち合わせをして、その場で決めることです。

どうしても、隣地の方と打ち合わせができず、

解体工事で破損又は撤去してしまった場合は解体工事業者に責任がありますので、

しっかりと主張をしましょう。
事前に、解体前の写真を撮影しておくと証拠として利用できるので必ず残しておきましょう。

case2 解体業者と金銭トラブル

長尾

①追加請求の発生

発注者の方のやり取りの中で一番気にすることは、この点じゃないでしょうかね。 解体工事は、追加請求が発生することがあります。

例えば、足場。


元々養生シートで足場を組んでいた物を騒音クレームの発生によって ボードに切り替える場合や地中障害が発生した場合にも追加請求が発生します。

地中障害に関しては、額が予測できないため驚く金額が請求されることもあります。
「こんな話し聞いてない」となることもあるかもしれません。 この時の対処法は
【お見積書や契約書を見直して、追加請求があることが明記されかつ説明があったか確認】 例えば、弊社の契約書ではこんな文言を入れております。


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※別途見積事項※
①保安要員
②敷地内及び家屋内の残置物
③近隣対策費及び家屋調査費
④地中内埋設物(ガラ・地中杭・浄化槽・井戸・第三者埋設管等) ⑤残土・アスベスト・放射能・化学物質等の含有物処分費用は別途となります。 工事用給排水費用は御負担頂けますよう、お願い申し上げます。

また、第三者の利用する上・下水及びガス等の各種埋設管が当該敷地内に敷設されている場合は、埋設位置を詳細図面にて御指示ください。 当社が知り得ない埋設管に関し、当該工事に伴い毀損してしまった場合の損害に関して責任は負いかねますので、予め御了承ください。また、地中障害が発生した場合の試掘費用は、地中障害運搬処分を弊社が請け負わない場合も、別途ご請求させて頂きます。 ▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽

このような文言が記載されていない契約書やお見積も存在します。 その際は、解体業者が説明義務を果たしていないことになりますので、説明を受けていない ことをしっかりと主張しましょう。

case3 工事内容トラブル

長尾

撤去範囲の誤り

解体業者に依頼した撤去範囲と異なる解体工事が行われてしまい損害を負う事があります。 こちらの対処法は

【解体業者に対して損害賠償請求が可能です。】

当たり前のことですが、所有者の物を壊してしまったので損害賠償が可能です。 ただ、ここが落とし穴で、証拠がなければ
「元々、ありませんでした」
「そんなことは聞いていません」など損害賠償から逃げれてしまう可能性があります。


そのため、解体工事までに写真に残し解体工事会社に同意を取ることが重要です。

弊社の例でいうと、

このように証拠を残しています。 今は便利なアプリがあって、写真に直接書き込むこともできますから有効活用できますね。

case4 工事中の事故

むらっちょん

事故と言っても、損害的な事故ではなく、ここでは人的な事故について触れていきたいと思います。
年に数回ネットやテレビで報道される悲しい事故。

弊社は今のところ人的事故は発生しておりませんが、常に隣り合わせです。
そのため、万が一、発注した解体工事で人的事故が発生した場合について解説します。 こちらの対処法は

【事故の責任はないので近隣の皆様へご報告】

事故の責任は、全て解体工事会社になりますので、金銭的な責任を負うことは原則ありませ ん。

しかし、危険工事とわかっていながら無理にお願いをすると罪に問われる場合があるので要注意です。

事故は、金銭のやり取りですべて解消するわけではありません。

近隣の住人の方への心のケアが非常に重要になります。
もちろん、工事会社がしっかりとお詫び周りをするのが常識ですが、顔の知ってる方からのご報告がある方が、遺恨を最小限にすることができるでしょう。
どの解体業者も安全第一に作業をしておりますが、予期せぬことが発生しないとは限りません。
その際は、工事を遂行することにご協力してもらえると解体業者としては非常に有難い限りです。

それではまた次回もお楽しみに!

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