株式会社 ランズコーポレーション

埼玉県さいたま市・川口市・越谷市
木造解体・鉄骨解体工事

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放置すると損をする!空き家の解体依頼に関して

長尾

埼玉県の解体工事といえばランズコーポレーション 広報担当の長尾です!

ランズコーポレーションは、埼玉県を中心とした解体工事を行っております。 埼玉県での総施工数は、500件以上を任せて頂きました。

我々に、お任せ頂いた皆様のおかげでこの記事を作ることができております。
改めて、ありがとうございます。

今回の記事は、解体工事の相談をもらう時に多い質問

「空き家を解体するデメリットってあるの?」
「空き家を相続したんだけど、住む予定がないからどうしよう」
「空き家を解体するのにどのくらい費用が掛かるの?」
「空き家にしてもう10年経つけどそろそろ焦ってきた」


を徹底的に答えていきます。
ナビゲーターはプロ解体マン むらっちょんです。

どうも、むらっちょんです。

自分、解体の仕事をしてもう10年になりますね。
自分が関わった解体工事数は1000件以上見積もり件数で言えば、6000件ほど任せてもらったので

しっかりナビゲートしていきますね。
早速、本題に行きましょう!

むらっちょん

日本の空き家問題の現状

長尾

まずは、空き家問題の現状について簡単に教えてもらっていいですか?

OK!

まずは、そもそもの空き家の定義なんだけど、

建築物またはこれに付属する工作物であって
居住地その他の利用がされていないことが常態であること。


これが空き家の定義だ。

むらっちょん

長尾

知らなかったですね。

今回の記事は、資格と許可についてフォーカスを当てて
むらっちょんにナビゲートしてもらいたいので、色々と教えてください。

いいぞー。
聞きなれない言葉がたくさん出てくるから覚悟してな!

むらっちょん

長尾

なんか、珍しく硬い事言っていますね。(笑)

そりゃな、これは法律で決まっていることだからね。

むらっちょん

長尾

空き家って法律で定められているんですね。少し驚きました。

そうだな、知らない人もいるかもしれないから詳しく話すね。

空き家に関する法律は、平成26年に制定された空き家等推進に関する特別措措置法なんだ。


この法律の中には、所有者に対する義務や空き家という建物に対する法的措置補法なども記載されているんだよね。


これを一つ一つ紹介すると話しが長くなるから割愛するけどね。

むらっちょん

長尾

じゃ、せっかくなんで、この記事の中核になりそうな部分だけ紹介してください・・・

1つ目、空き家の管理は所有者が責任を負うこと
2つ目、土地の所在地にある市区町村が対策内容の権限を持っていること
3つ目、市区町村が、空き家の取扱いについて積極的に情報を提供すること


が、記載されているんだ。

むらっちょん

長尾

空き家を持っている人には、心強い情報ですね。

少し、話が逸れてしまいましたが、空き家問題の現状について解説をお願いします。

まず、具体的な数字から話していこうか。

日本の空き家の数は、848万9000戸あり、
全国の住宅の13%が空き家と総務省統計局が発表しているね。

東京都の住宅数が、約769万戸あるから、全国に多くの空き家が存在していることがわかるね。

このデータは平成30年のデータだからもしかするとこの数字よりも増えている可能性は非常に高いね。

むらっちょん

長尾

えー、東京にある住宅よりも数が多いんですか・・・これには驚きです。

だろ~、じゃこの空き家があるとどんな問題が発生しているかについて 話しをすると、


結論、管理不足によるトラブルが懸念されているんだよね。 火事、倒壊、ゴミの不法投棄、害虫の発生などね。

むらっちょん

長尾

確かに、僕が目黒に住んでいた時、

空き家があってそこが誰かのいたずらで火事になったことがありましたね。

そうなんだよね、地域住民からしたら、

「早くこの建物をどうかしてくれないかしら?」って思っていると思うんだ。

でも、所有者がそもそも所在不明だったり、所有者がいても、土地の相続問題でどうしても手を加える解体工事ができなかったりと、様々な事情があるから、国や自治体の取り組みだけでは、すぐに解決することができないのが現状なんだ。

むらっちょん

長尾

市区町村の補助金とか活用して、解体工事してしまえばいいのに!って思ってしまうのが正直な気持ちだったんですけど、実態をしるとそうもいかないですね。

今後の空き家問題の見通しの情報はむらちょんに入ってきていますか?

そうだね、分析をすると・・・


‐空き家は増える?増えない?→増える
‐なぜ?→空き家取得の50%以上が相続で受け取っているからだね
‐活用方法の実態→50%前後が、物置として利用


結果、空き家が増える一方でそれと同時に建物の築年数が経過していくから危険度合が増していく空き家が増えていくことが想像できるね。

むらっちょん

長尾

それは本当に危険ですね・・・・
僕も空き問題について調べてみたのですが、空き家を所持している方々の理由に
「解体費用をかけたくない」が全体の40%を占めていました。

確かに費用面だけを見たらその気持ちに共感できますが、もしかしたら空き家を解体するメリットが世の中に浸透していない可能性があるなと感じました。

むらちょん、空き家を解体するメリットについて語ってもらえませんか?

空家を解体するメリット

大きく分けて3つある

①修繕や管理コストがなくなること
②更地の方が買い手がつきやすい
③特定空家の認定を避けられ罰則を受けることがない

この3つのメリットについて解説をするね。

①修繕や管理コストがなくなること

稀に空家を別荘的な感覚でお手入れをしている方がいらっしゃいますが、本来はどの家も所有者によるお手入れは必要になります。

特に木造の家は湿気に弱いため換気だったり雨漏り対策などが必要になります。


そうなると、管理コストが掛かってきます。


空家を維持するための管理コストは5年間で100万円前後と言われており、これを怠ると劣化の道を辿る一方です。


そのため、空家が存在する限り発生する管理コストを無くすためにも解体工事をした方が長い目で見たときのメリットが大きいのは間違いないです。

②更地の方が買い手がつきやすい

これはもしかしたら知らない方も多いかもしれませんが、空家の場合は更地にして販売した方が、高値が付くこと多いですね。


少し話がながくなりますが、住宅の売買価値のある築円数は、20年~30年と言われております。


しかし、この年数は、居住していることが前提です。

実は、家は住まなくなった瞬間から劣化が急速に始まります。

そうなると築年数と経年劣化が比例しなくなり、どんどん建物価値が下がっていく一方です。

そうなると、中古住宅として販売するのは限りなく難しくなりますね。

ご自身が、住宅を買う時に、「5年前からここ空家だったんですよ」って言われて購買意欲は中々湧きづらいと思います。

そのため、更地にして販売する方が不動産会社としても取り扱いたくなる物件になるんです。

とはいっても、「どうしても解体費用が捻出できない」という方には、更地渡しという売り方があって、買主が解体費用を持ってくれる契約もあります。それを考えると、空家として持ち続けることよりも解体して手放した方が、圧倒的にお得なんです。

特定空家の認定を避けられ行政処分を受けることがない

これが空き家を保有している方の一番の落とし穴かもしれませんね。

実は、空き家は放置しておくと、特例措置に基づき罰則が生じます。

これが、特定空家という名称です。
具体的に解説をすると、
国土交通省が示している基本指針の

【倒壊などの著しく保安上危険となる恐れがある状態】
【著しく衛生上有害となる恐れがある状態】
【著しく景観を損なっている状態】
【放置することが不適切である状態】

このいづれかに該当をすると、特定空家に認定されてしまいます。

平たくいうと、明らかに人が住んでいなく建物として長期保存が難しいものですね。

令和元年10月に発表された統計によると、特定空き家は全国で1.6万戸存在します。 認定されてると、どんなことが起こるか?

①自治体からの指導や勧告
最大で罰金50万円が課される可能性があります。

②固定資産税が最大6倍に増加
優遇措置がなくなるため、更地の状態と変わりがないほどの税率になる

③解体工事の強制執行
自治体主導で、強制的に解体工事が行わてしまい、解体で発生したお金は所有者が支払う義務になっています。
どうですか?特定空家に認定されてしまったら、非常に面倒です。

むらっちょん

長尾

むらっちょん、丁寧に説明してくれてありがとうございます。
特定空家措置を受けるよりも、解体工事をした方が、いいですね。

それは間違いないね、
ただ、空家を解体するデメリットも理解して上で解体するかしないかを判断をした方がいいね。

次は空き家を解体するデメリットを話していこ。

むらっちょん

長尾

よろしくお願いします!

空き家を解体するデメリット

デメリットは、固定資産税が増えてしまうことが大きなデメリットだね。

むらっちょん

長尾

税制について、知識が乏しいので是非教えてください。

建物がなくなると、固定資産税の軽減率が下がり税金が上がってしまうんだ。

所有者には、2種類の税金が掛かってくるの。

①固定資産税

②都市計画税


更地にすると、固定資産税が約4倍、都市計画税は約2倍。この数字を見るだけでぞっとするよね。

ただ、日本全土の土地が全てこの倍率が適応になるわけではなくて、固定資産税評価額が低い場所だとこれよりも倍率は低くなる可能性があるから、しっかりと評価額を調べる必要があるな。

むらっちょん

長尾

税金が上がるから解体するっていう方非常に多いですがしっかりとこれを理解して所有者がどのくらい負担をする必要があるのか理解するのが必要ですね。

それが重要だね。

あとは、空家が建物として評価されて価値がある場合は、解体の工事費用が高くついてしまうので、
別の利用用途を検討した方がいいね。

築年数が10年前後の場合だと、
新し建材を使って建築しているので処分費用が倍以上になることがあるんだ。

そうなると、解体費用が300万円~400万円になることもあるな。

それなら、賃貸物件として扱ったり、今はやりに民泊にしてみたり・・・実は色々な利用用途があることも忘れないようにしておきたいな。

むらっちょん

長尾

確かにそうですね。

僕の友人は相続を受けて自分でリフォームして古民家の民泊として活用しているので、

ただ単にお金という側面で見るのではなくて建物や土地の価値を客観的に判断した上で解体工事の選択肢にしてもらえれば嬉しいですよね。
ところで、空家を相続してから解体工事に至るまでのどんな流れになるんですかね?

空き家を相続してから解体するまでの流れ

①まずは、相続を完了をすること

一昔前だと、相続が完了していなくても解体工事を行うことができたようなのですが 今は、法改正がしっかりと整っているので、相続が完了していない限り解体工事は受けられないとなっているので、相続完了を最終戦に動いてください。

②解体工事をする目的を決めること

何のために解体工事をするのか?更地にするのか?それとも建て替えるのか? 更地の場合は、固定資産税などの兼ね合いを誰が支払っていくのか、建て替えるなら誰が住むのか?今後の相続トラブルを発生させないためにも、事前に家族で話し合うことが重要ですね。

③工事会社の選定

不動産仲介会社を利用して解体工事会社を選定する方もいますが、個人で直接解体工事会社に選ぶことが増えてきていますね。

中間マージンが取られないので個人で選ばれた方が安くあがります。

特に空家の解体場合は、タイミングがコントロールできないということもあり どうしても費用準備が難儀なのが相続に伴う解体工事です。

しっかり状況を理解して適性の金額で工事をしてくれる業者を選定しましょう。 工事会社の選定が終わればあとは、着工するだけだね。

むらっちょん

長尾

むらっちょん、ありがとうございます! 最後に、費用面にお願いします。

空き家の解体費用

空家だから特別安くなるや高額になることはないから、解体費用は同じだな。

当社でいうなら
木造住宅 1坪32,000円~

軽量鉄骨造住宅 1坪38,000円~

鉄骨造住宅 1坪40,000円~



だね。

その他、
基礎だったり駐車場だったり付帯物があったりするからしっかりとご自宅を見させてもらってお見積もりを出したいね。

また、アパートやマンションの相続後の解体工事もここ数年で増えてきたから、その相談も得意だから、いつでも相談してほしいね。

むらっちょん

長尾

解体工事が決まっていないにしても相続の相談から僕たちはできるから強みですね。
それでは次回もお楽しみに!

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