株式会社 ランズコーポレーション

埼玉県さいたま市・川口市・越谷市
木造解体・鉄骨解体工事

受付 9:00~18:00

解体工事の際に気をつけたいトラブルとは?

長尾

埼玉県の解体工事といえばランズコーポレーション 広報担当の長尾です!
ランズコーポレーションは、埼玉県を中心とした解体工事を行っております。
埼玉県での総施工数は、500件以上を任せて頂きました。 我々にお任せ頂いた皆様のおかげでこの記事を作ることができております。
改めて、ありがとうございます。

今回の記事は、解体工事の相談をもらう時に多い質問!

「業者ってどこも一緒なんじゃない?」
「A社と御社はどう違うの?」
「解体ってトラブルが多いって聞くけどどうなの?」
「工事の時のトラブル対応について知りたいです」


を徹底的に答えていきます。
今回も、むらっちょんがナビゲーターを担当してくれます。
むらっちょん、今日もよろしくお願いします。

よろしくお願いします!

解体工事は色んなトラブルが発生するよ。それは解体業者の前準備不足だったり
工事が進んで始めて見えるトラブルもある。
はたまた、工事終了後に出てくるトラブルあるんだよね。

解体業者がトラブルについての記事を書いたら信用落とすと思って
億劫になる事もあると思うんだけど、この記事では皆さんに真実を知ってもらいたいので
実際に、僕が体験したトラブルや事例を交えながら話していこうか。

早速、本題にいきましょう!

むらっちょん

解体工事前に発生するトラブル(ご近所トラブル)

長尾

では、早速解体工事前のトラブル事例をお願いします。

OK!

‐近隣への事前挨拶への対応
解体工事を行う際には必ずやらなくてはならないことだね。

一昔前は挨拶なしで解体工事を行っている業者もたくさんあったみたいだけど、

今は噂でも聞かなくなったね。

むらっちょん

長尾

事前挨拶の際に、どんなトラブルが実際に起きるんですか?

そうだね、一番は説明不足で挨拶を作業として行っているとトラブルに繋がるね。

挨拶の大まかな内容って、

【場所】

【工事期間】

【作業時間】

【近隣住宅への影響】



が主な内容だね。

解体業者からすると十分かなと思いがちなんだけど、近隣の方々からすると
【心配】や【不安】がたくさんあったりするからね。


それをしっかり聞かないで一方的に
終わらせようとすると、トラブルが起きやすい。 実際に、僕が新人の頃に体験したことだけど

「うちの家にどのくらいの影響が起きるのか具体的に答えてくれるか?」と質問をされたときに、


正直わからなくて、怒らせてしまって工事を認めないとなってしまったことがあったんだ。 お隣と裏側の近隣住宅によって影響は違うからね。

近年は、テレワークが増えたから作業時間中が自宅で打合せしている場合もあったりするんだよね。

そうなると、「うるさくて商談ができない」「集中が切れてしまい仕事にならない」

と事前に声を貰うことが増えてきたね。

少し実例を長く話してしまったけど、

ここが、重要で近隣の皆様の生活リズムも把握することは非常に重要だね。


それに見合った対策をその場でしっかりとご説明をすることができれば、ご理解頂けて、解体工事前のトラブルは最小限に防ぐことはできるね。

むらっちょん

長尾

なるほどですね。

確かに、

むらっちょんから教わった解体工事前のご挨拶のやり方についてそこをしっかりと教わりましたね。

じゃ、施主さんができることってあるんですかね?

そうだね、

それはお引越しをする前に、【解体工事をする旨】を伝えることだね。


やっぱり、知らない人が突然来て説明するよりも、
少しでも顔を知っている人から話しを聞いていた方が、納得性と心の準備もできるからね。


声をかけてもらうだけでも違うからね。

むらっちょん

長尾

お引越し前に声掛けしてくれている現場の、事前ご挨拶はぶっちゃけすごいやりやすいです(笑)

担当の役所、管轄警察署への届出不足・通常の戸建てやマンション・アパートを例にして話すけど、

解体工事を実施する前に担当地域の役所へ、
【リサイクル届出】と【アスベスト事前調査報告】を提出しなくてはならないんだ。

また、管轄警察署へは【道路使用許可】の申請が必要。

その提出を忘れてしまうと大きなトラブルに発展するね。

むらっちょん

長尾

そうなんですか!どんなトラブルに発展するんですか?

まず、リサイクル届出の提出を忘れて工事することは

基本的にはできないから工事に着工することができないね。
アスベスト事前調査報告も一緒で。事前にアスベスト含有建材の存在有無の検査が必要になるんだ。


それについては次の項目で詳しく話すけど、

もちろん、これを実施しないと工事の着工ができない。 あとは、道路使用許可ね。

これは解体工事をするときにどうしても路上駐車をしながら作業をすることが多いんだ。

乗用車よりも大きい車が常時止まっていることになるから、通行の妨げになるよね。

これも、提出をしないと着工できない場合がある。

むらっちょん

長尾

これは解体工事を仕事にしている人なら聞きなれた言葉でわかりますけど
一般的には利用しない言葉だからわからないですね。

そうなんだよね、解体工事業者に任せっきりになってしまうよね。
本来、上記の書類関係は、

発注者にも責任があるからしっかり把握しておかないと自分の知らないところでトラブルが発生して、
解体工事が一向に進まないってこともあるからね。

これは、是非、依頼した解体業者に状況を常に確認してもらいたいね。

むらっちょん

長尾

そうですね、無知だからこそ、

ご自身でしっかりと理解してもらっているだけで解体工事業者への依頼の仕方や確認の内容が変わってきますよね。

‐アスベスト調査の未実施


さ、次にアスベスト事前調査だね。
アスベストという言葉と発がん性物質ということは知っている方は多いかもしれませんが
この調査が必須になっている事を知らない人が多いかもしれないな。

アスベスト事前調査というのは、2022年4月からすべての解体工事を行う建物に必須かつ厚生労働省への一部の建物は報告が義務化になってんだ。この事前調査または報告をせずして解体工事は行ってはいけないの。

むらっちょん

長尾

へー、これってでも解体業者の責任になるから、

発注者の方のトラブルに発展しないと思うんですけど、そこはどうでしょうか?

これは、発注者にも責任が生じるんだ。

だから、工事を発注する前にしっかりとアスベスト事前調査を実施しているか漏れなく確認をする必要がある。
適切な処理をしないで、解体工事を行うと、発ガン性物質を近隣にまき散らしてしまうことになるか

ら、非常に大きなトラブルに繋がるんだ。危険だぞ。 アスベスト事前調査について、

2022年に入ってから規制が厳しくなったことだから一部の仲介不動産業者やハウスメーカー、

解体工事業者もくまなく知らない可能性があるから

しっかりと調べておいて、発注する側の方から、

声をかけていくとトラブルを未然に防ぐことができるね。

むらっちょん

長尾

そうですね。

専門用語で難しいですが、重要さが強く伝わってきたのでしっかりと認識しておくことが大事ですね。

‐残置物の処理について

これは、主にマンションだったり、アパートなど人に家を貸している人向けのお話になるね。


解体工事をする時に、

以前の記事でも伝えたように家の中をそのままにして解体工事をすることが多いんだよね。


自分でごみを捨てると労力も費用も時間もかかるからね。


その時に、「これって、誰に持ち物だっけ?」って考える必要があるんですね。

戸建てに住んでいる方であれば、ほぼ間違いなく自分たちの所有物だっていうことがわかるのだけど・・・

ここで問題! 集合物件や賃貸物件を解体工事をするときに、


建物に生活用品など残っている場合、これは一体、誰の持ち物になるでしょうか?

むらっちょん

長尾

もちろん、借りている人ですよね?

はい、正解。

じゃ、この物の権利は、所有者さんが権利を使って廃棄してください!

と言えるか言えないか?どっちでしょう!

むらっちょん

長尾

複雑すぎて、僕の頭では回答ができません。(笑)

正解は、
所有者さんが廃棄してください!と言えるのです!

もちろん、全てのケースではないけどね。実際、僕たちの会社であったケースでいうと

借りている人の行方が分からなくなってしまったケースがあるんだ。


そうなると、

「この物は、どうすればいいのか?」一般的に考えたら「勝手に捨てたらまずいよな~」


ってなりますよね。


一定期間が経過している場合は、大家さんが借りてる人の所有権の放棄を代理でできるんだよね。

むらっちょん

長尾

目からうろこの情報ですね。これ。

実はこうゆうことは、

よくあったりするからね。

関係がなくても覚えておくだけでも他の人の手助けになるかもしれないからね。
少し壮大な話をしてしまったけれど、実は、残置物のトラブルはよくある話しなんだ。

「あ!そういえば、大事な宝物を残したままだ!」
「旦那に内緒で貯めていたへそくりを自分が忘れていた!」など

これは実際に合った話で、気が付いた時にはもう手遅れのことが多いんだよね。 人のものだから、

中身を一つ一つ確認しないで、分別だけやっているからどうしても中身に気が付かない事が多い。
これでトラブルになることは多いから、
家の中身を残してまま解体工事をするときは隅から隅までしっかりと確認してから依頼をするのがいいね。

むらっちょん

長尾

そうですね。


僕も、自宅を解体工事するときに中身を残したまま書いた工事をしたんですけど、


「やっぱり、あれは残しておけばよかったな~」って後悔したことがありますから、


その気持ちは痛いほどわかります。。。。

まとめると、

周りに住んでいる人たちへの【配慮】を起点にして考えて事前に対策できることを考えることですね。

時に、自分の大事なへそくりも自分で守りましょう(笑)

むらっちょん

解体工事中に発生するトラブル(粉塵・騒音)

むらっちょん

‐粉塵、騒音、振動の近隣トラブル これはよくあるトラブルの話しだね。

事前挨拶をして、いざスタートとなるんと近隣住人からすると

想定していた粉塵騒音振動を感じるからね。

特に工期が長い工事だと発生しやすいよね。

実際にあった事例だけど、駅前住宅地の鉄骨造3棟の解体工事を3か月に渡って

任せてもらったことがあるんだけど、工事が1か月経過したあたりから、トラブルが増えたね。

鉄骨造の場合は、振動が木造よりも発生しやすいんだよね。 その理由としては、頑丈に作られているから建物を解体するのにパワーが必要になるんだよね。


特に、【壁倒し】【基礎撤去】【コンクリートがら撤去時の重機を振って土を落とす作業】


この3つは振動が非常に強く発生してしまったよね。



トラブルに発展してしまった理由は、近隣住人への定期的なフォロー不足だったね。

振動が断続的に続く際に、事前に挨拶に行って再度説明をすることだったりもできるね。

しかし、それを工事に集中してしまってそれを怠ってしまったのが正直な理由。 重要なことは、工事中で工程が変わるタイミングで近隣への発生可能性が高くなる事象を しっかりとお知らせすることだね。


それは、発注者よりも解体工事業者の責任だからお任せして、工事の進捗中に発注者の方がたまに顔を出して工事の状況を把握して、声掛けするのがトラブル防止に繋がるね。

ありがとうございます!
確かに、僕が入社した時は正直トラブルが続いてましたね。

人数が少ないと頭が回らない状況に陥ってしまいますね。 僕が入ってからトラブルが減ったので安心しましたね。

長尾

むらっちょん

長尾くんは、顧客フォローが得意だから、すごい助かったよ。

むらっちょん

‐外構撤去範囲の認識違い

これは、非常に発注者と僕たちが神経を使う工程だね。

図面と現地でしっかりと発注者と打ち合わせをしないと誤った範囲を解体しかねないね。
これも、実例を交えながら話していくね。 例えばこの写真。

これを見て、どの外構を解体工事をするものだと思う?

むらっちょん

長尾

んー、左側は残して、右側は解体工事の対象になると思いますね。

正解は・・・・
左側を撤去して、右側から繋がってる外構は残すという選択なんだよね。

むらっちょん

長尾

おー、そうだんですね。なぜ、左側を解体したんですか?

こうゆうの見たことない?

むらっちょん

長尾

これ、見たことあります。

いつもこれがあるところをしっかりと把握してから工事の指示をしています。

いいね!これが外構解体をするときのヒントになるんだよね。

これは境界を示す目印で、この矢印の先っぽまでが、敷地内という意味をもつんだよね。
この現場の場合は、矢印が左側に存在していたので撤去をしたんだ。

左側の外構は、【共有物】といって、この写真からは見えないけど、左側に数件住宅が連なっているんだ。


そのため、この現場の発注者だけの意思だけで壊してはいけないんだよね。

むらっちょん

長尾

なるほどー!
これは、ランズコーポレーションに入ってから始めて知ったので


もしかしたら一般的に建設業や不動産業に携わってないとわからないですね。

まさにそうだね。これは非常に難しいよね。
今のは外構工事のわかりやすい成功事例だけど、失敗してしまったこともある。
それは、発注者の方も外構範囲を理解していなくて外構解体をスタートしてからお隣さんから、


「それは、うちの外構ですよ!なんで解体しちゃうんですか!」とトラブルになったこともある。

だから、

解体工事を着工する前に図面と現場打ち合わせをして、

外構解体前に最終確認を現場でしておく必要があるね。

その場に、お隣さんも交えて会話をすることができれば、外構撤去の認識違いによるトラブルを無くすことができるね。
これは、トラブルに発展するとお金で解決せざる得なくなるし、


何よりせっかく新しい家を建築したのに、近隣の住人と遺恨が残る可能性もあるよね。解体工事後も見据えて対処と準備をするのがおススメだね。

むらっちょん

むらっちょん

‐隣地宅への外的損傷

このトラブルの原因は、


足場の組み方がずさんだったり、養生シートのつなぎ目に隙間ができていたりすると発生するトラブルだね。

特に、住宅密集地だと、お隣さんの家の距離が近いから慎重に足場のチェックが必要だね。 解体工事をしていると、壁や鉄の残骸が飛ぶ可能性が高い。


そのため、万が一隙間が少しでも空いていると、お隣さんの家の壁を傷だったり、

付帯設備を破損してしまうこともあるからね。

これも実際にあった事例を話すと、こうゆうのが家の外に付いていることがあるよね。

あーこれ、見たことありますよ!

長尾

むらっちょん

建物解体中に、

壁の残骸が当たってしまいこれを凹ませてしまったことがあるんだよね。

この目の前に張ってあった養生シートは、数センチの隙間が空いていてそこから残骸が飛んで行ってしまって破損事故を起こしてしまったね。

たった数センチで破損事故を招いてしまうんですね。

長尾

むらっちょん

そうなんだよ。だからこそしっかりと養生をしないとお隣さんに迷惑を掛けてしまうからね。

このトラブルで発生した損害賠償の責任は誰になるんですか?

長尾

むらっちょん

基本的には、解体工事業者の責任になるね。

ただ、発注者の方も後日、挨拶に行くことも多いね。

それはこちらが依頼をするというか

自発的に今後建て替え工事を見越して行かれる方が多いね。

なるほどですね。

まずは解体工事業者が責任を持ってお隣さんの家を傷つけないように準備をするのが一番大事ですね。

長尾

むらっちょん

‐地中障害等の追加工事・請求

これも中々、聞きなれない言葉かもしれませんね。少しだけ言葉の解説をしますね。

地中に過去に解体工事をした時に埋めてしまった

ゴミや自然的には発生した石が埋まっているのを地中障害というんだ。

これがなぜトラブルに発展するかというと、見積もりの段階で

地中障害を発見することは不可能に近いため、地中障害を発見した際に、必ず追加の費用が発生してしまうんだ。

えー、それってそもそも誰が責任になるんですか?

長尾

むらっちょん

この責任問題は非常に難しい問題だね。 一般的な回答を言うと、発注者に責任があるんだよね。

なんでですか? 僕が発注者でもし、地中障害が発見されてされても非常に困ります(笑)

長尾

むらっちょん

そうだよね、僕もお客様に心の中では申し訳ないと思いながら請求をしているよ。 なぜ、発注者に請求をするかというと、


土地を所有している人に責任が生じるからそれが例え、

地中だとしてもそれは土地として判断されるから、残念ながら発注者の責任になるんだよね。

残念すぎるお知らせです・・・・

長尾

むらっちょん

実際にあった例を話すと、とある現場からこんなものが地中からでてきたんだよ。
このサイズの地中障害が出ると追加工事金額にして、60万円~80万円は発生してしますね。
これは少し特例かもしれないけど、よく見かける地中障害はこんなものが多いかな

これらは、過去に使っていた松杭だったり、過去の解体工事で処理しなかったコンクリートゴミだったりするね。 お金の問題だから、地中障害があるパターンで対応方法を事前に相談しておくとお金のトラブルを最小限に防げますし、精神的にも驚くことが少ないね。

むらっちょん

解体工事後に発生するトラブル

長尾

次は解体後のトラブルを教えてください。

‐整地作業不足

解体工事は、更地に整地してなにもない状態にして引き渡しがお約束になるね。
この写真がわかりやすいね。

綺麗に更地になっているのがわかるよね。

むらっちょん

下の写真が実際に起きた整地不足の現場なんだけど、

むらっちょん

これは明らかに、大きな石だったりすぐにわかるよね。
これだと、更地とは言えないレベルだね。

これが起きてしまった原因は、整地当日は大雨だったので、

現場の石の状況が良く見えなかったことがことだね。

数日もしくは数週間経過して水が完全に引くと石が浮き上がってくるんだ。

その時に、整地不足が判明したよね。

むらっちょん

長尾

その場合って、解体工事が完了しているからどうすればいいんですかね?

これは、施工した解体業者に再整地の依頼をしなおせばいいだけだね。

追加で費用も発生することもないから、お金の心配はないね。

むらっちょん

むらっちょん

‐隣地住宅機能損傷

これはめったに起きないのだけど、知っておいてほしいことだからしっかりと説明するね。

解体工事が終了して、ほっとしたのも束の間、近隣住宅の破損が見つかることがあるんだ。


それが外傷的なものであればその場ですぐに対応ができるのだけど、水道やガスなど

簡単には目に見えないところで発生することが稀にあるんだよね。 実際に発生したトラブルを例に上げると

解体工事が終わって数週間後に、現場の隣の家の方から「水漏れが発生している」

と連絡をもらったんだ。

水道の専門家に依頼をして調査をしてもらったところ、水漏れ箇所が判明したんだよね。

ここからが、トラブルになる重要なポイントで、

この原因が【経年劣化】か【解体工事の影響】これを判断しなくてはならないんだよね。


外傷的なトラブルであれば明らかに解体工事が要因と判断しやすいのだけど、

地中や家の中でも見えない箇所だと専門家でも判断がしづらいので、対応方法を誤ると大きなトラブルになるんだよね。

確かに、解体した身としては、正直にいうと根拠がわからないと認めたくない面もありますもんね。

むらっちょん

むらっちょん

そりゃそうだよね。この根拠出しについてトラブルになることがあるね。

これに関しては、

しっかりと第三者かつ専門業者を入れてしっかりと調査をして可能な限り原因を明らかにすることだよね。


振動が断続的に発生する解体工事をしている以上、全てを否定することは困難だからね。

長尾

相手の立場になって、客観的に事象を分析する必要があるんですね。
詳細に、トラブルについて解説していただきありがとうございます。
まとめの意味合いも込めて、トラブルに合った時の対処法について教えてください。

解体工事でトラブルに合った時の対応方法

対応方法で、重要なポイントを3つ紹介するね。

1つ目:自分の目で確認をする
2つ目:トラブルが解決するまで進捗状況の把握する
3つ目:時には解体業者と一緒に動いて解決する


発注者の方が自ら、解決することはほとんどないため、解体業者に解決を依頼するのが基本。

ただ、発生した【原因】・【進捗報告を貰う】・【完了報告も貰う】

これを徹底することをおススメします。

近隣に迷惑行為をしてしまった場合は、解体業者と一緒に挨拶に行った方が、その後への遺恨は残りづらくなりますね。 丸投げするよりも手間は掛かるけど、トラブルに関与して、解体業者と密にコミュニケーションを取ることを推奨するね。

むらっちょん

長尾

そうですよね。

業者が自ら発注者に情報共有をしに行くのは当たり前ですが、発注者も情報を取りに行った方が結果的に良さそうですね。

近隣の方への対応はどうゆう対応を心がけている必要がありますか?

解体工事のトラブルや事故発生したときの依頼主の近隣への対応

解体業者としては、

依頼主の方にご面倒をかけてしまいますが一緒にご挨拶に行ってもらえると助かりますね。


明らかに解体工事によるトラブルであれば、金銭面ではこちらが保障しますね、

ただ、心のケアや今まで築いて来た人間関係はお金では回復できないので、

依頼主の方のお力を借りてケアをお願いしているね。
まずは、トラブルを起こさないようにしっかりとやるのが我々の責任だね。

むらっちょん

長尾

そうですね。

事前にトラブルをできるだけ抑えたいです。

むらっちょんは、発注者の方にトラブルを事前に避けるためにどんなことをしていますか?

解体工事でトラブルを避けるための抑えるポイント

お見積もりの段階で起こりうるリスクについてしっかりと説明をしている。
例としては、鉄骨造の建物を解体するときに隣地に木造建物が合った場合、事前家屋調査を入れたりするね。
また、解体工事中は、うちの社員が巡回してトラブルを起こすような工事をしていないかチェックする。

このチェックは、発注者の方から依頼してもらっても良いので少しでも気になったら巡回依頼や同行するのを推奨するね。


こちらからもお願いする場合もある。
最後に、近隣住人の方への説明と常時コミュニケーションを取ること。

これが最大の避けるポイント。近隣の方は、工事期間中は何かしら我慢を強いられている。


それをこちらが理解して先回りして、状況の報告やお困りごとをこちらから聞きにいくことが重要だ。 実際に、我々では見えない部分で近隣の方は気が付いていることもたくさんあるし、 その声に救われて来たこともたくさんあるからね。

むらっちょん

長尾

そうですね。

地域で仕事をさせてもらう上では必要な考え方ですね。

むらっちょん、今日も詳しく教えてもらってありがとうございます!

それでは、また次回をお楽しみに!

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