株式会社 ランズコーポレーション

埼玉県さいたま市・川口市・越谷市
木造解体・鉄骨解体工事

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空き家の解体依頼前にやってておくべきことは?空き家の解体に伴う手続きを紹介

長尾

埼玉県の解体工事といえばランズコーポレーション 広報担当の長尾です!

ランズコーポレーションは、埼玉県を中心とした解体工事を行っております。 埼玉県での総施工数は、500件以上を任せて頂きました。

我々に、お任せ頂いた皆様のおかげでこの記事を作ることができております。
改めて、ありがとうございます。

今回の記事は、解体工事の相談をもらう時に多い質問

「空き家を解体したいんだけどどうしたらいいの?」
「手続きって空き家の場合なにをするの?」
「解体工事前にやってお行くことはあるの?」
「手続きの手順を教えて欲しい」

を徹底的に答えていきます。
ナビゲーターはプロ解体マン むらっちょんです。

どうも、むらっちょんです。

自分、解体の仕事をしてもう10年になりますね。
自分が関わった解体工事数は1000件以上見積もり件数で言えば、6000件ほど任せてもらったので

しっかりナビゲートしていきますね。
早速、本題に行きましょう!

むらっちょん

空き家の解体工事の全体像

長尾

空き家の解体工事がここ数年増えてきている実感があるのですが実際に空き家って
日本にどのくらいあるのですか?

約849万戸あると言われているな。
このデータは平成30年のデータだから今はもっと増えている可能性が大だよ。

むらっちょん

長尾

え~!そんなにあるんですか・・・住宅全体の何割ぐらいが空き家になるんですかね?

約18%が住宅の空き家の数になっているんだ。

むらっちょん

長尾

それはかなりの数が空き家になっているんですね。
これが社会問題になる理由がわかりますね。

でもなんでこんなに空き家が増えるのですか?使わなかったら解体工事してしまえばいいんじゃないかと思ってしまうんですけどどうですか?

それは確かにそうなんだけど、空き家を解体工事するにはお金がかかるわけじゃん?

空き家の解体工事の費用は、150万円~200万円ぐらいが平均額になっているからそう簡単には解体工事をすることは難しいじゃないかと考えるよ。

むらっちょん

長尾

確かに、
ランズコーポレーションが空き家の解体工事をするときの金額はそのぐらいになりますよね。


急な出費ができないと考えると空き家のまま放置しておく選択を取るしかないというのが現状かもしれませんね。

そうだね、
とあるアンケートによると空き家を持っている人が解体工事をしたくてもできないと回答した人は全体の60%を超えるから解体したいけれども費用の問題で解体工事ができないとなっているんだね。

こればっかりはそれぞれ個人の問題になるから解決するのは非常に難しいと思うよ。

むらっちょん

長尾

なるほどですね〜。それはしょうがないですね。

このコラムの発信をしていくなかで少しでも空き家や解体工事について知識を付けてもらいたいです。 逆に、空き家の解体工事を依頼する人は、どんな人が依頼するんでしょうか?

主に土地を売却する人たちが解体工事を依頼する人たちだね。

空き家だと経年劣化が進んで建物を売ることができないことがほとんどだから更地にして不動産屋さんに売却するんだね。

立地がいいと不動産屋さんも新しく家を建てて販売することができるからそれはいいビジネスになるんだ。

むらっちょん

長尾

確かに空き家の解体工事をするときに
今後の活用を聞くと不動産屋さんに売却する人がほとんどですね。

じゃ、ここで聞きたいのですが空き家の解体工事を決めたらまず何をやるのがいいんですかね?


人生で解体工事を体験する人も少ないと思うので、解体工事を考えている人のお役立ちになれる情報源になれればと思ってます!

解体工事を決めたらまず何をするのか?

3つの手順があるから順を追って説明していく。

一つ目は不動産屋さんに相談をすることだね。

空き家を今後どう活用するのか相談をするんだ。
活用の選択肢として解体工事は1つの選択肢だからね。

中には空き家のまま売却できることもあるから解体工事を決める前に活用の相談をするのが一番最初にやるべきことだね。

具体的な流れは大手不動産屋さんや地元の不動産屋さんに訪問して、一緒に現場を見てもらい更地にするのかもしくはそのまま残すのかという判断をプロにしてもらおう。

今から言うことは少し逸れてしまっていることなんだけど、重要だから伝えておくね、

全ての土地・建物を必ず不動産屋さんが買い取ってくれることはないということだ。

買い手がつかない可能性の高い土地や建物は売却できない可能性がある。

これはしっかりと覚えておこう。買い取ってくれる不動産屋さんを見つけるまで頑張って不動産屋さん巡りをするのがおススメだ。

二つ目は、解体工事会社の選定だね。


土地の売却が決まったら解体工事の業者を選ぶ事が次のステップだ。

解体工事の業者を選ぶには2つ方法があって、一つ目は不動産会社から解体工事会社を紹介してもらうこと、二つ目は、自分で解体工事会社を探すということだ。

どちらがいいというのは人それぞれだから回答するのが難しいんだけど、多くの人は不動産会社からの紹介で解体工事の業者を選ぶね。

解体工事業者は、たくさんあって選びきれないし、更地にすることがゴールの解体工事はどの会社も一緒と考えやすい。そのため、不動産会社から紹介を受けてスムーズに話しを進めることができるね。

ただ、一個懸念点としてあるのは仲介手数料が発生するので少し解体工事の代金が高くなる可能性だね。工事をとにかく安くしたいなら、自ら解体工事会社を探す方が安くなる。

その代わり間に入る人間がいなくなると全て自分で手続きを進めないといけないから、難易度が上がる。そのメリットデメリットどちらかを取るかしっかり考えてから選択するのが一番いいね。

三つ目が、お部屋の片付けだ。空き家の中に家財や荷物がないと片付けする必要はないのだけど、多くの空き家には色々な物があるから多くの人が対象になると思う。

解体工事をするときに一緒に片づけてくれるところもあるんだけど金額がかなり掛かるね。普通の一軒家をお片づけをすると30万円~40万円も掛かるからできる限り自分で片づけた方がいいね。

冷蔵庫やエアコンなどの大型家電は自分ひとりで捨てることができないだろうから専門の業者に頼んだ方がいい。解体業者にお願いするよりも専門業者に依頼する方が安くなるね。
さらに踏み込んで話すと、家財の片づけは時間が掛かるんだ。日常生活の中にプラスしてお部屋の片づけをするとなかなか時間を取るのは難しいよね。

そうなると、1週間ぐらいでできるだろうと考えていたのが、1か月3か月半年以上も掛かる人がいるんだ。時間を捻出することから始めるのがいいよね。
最後にまとめると・・・
言葉だけで見ると「簡単じゃん!」と思われがちだけどいざやってみると意外と時間が掛かる。


空き家だからといってすぐに解体して更地にならないから余裕を持って一年間かけて解体工事が終了することを計画して進めて行くのがおススメ。

最初が肝心だから、空き家を買い取ってくれる人を見つけることに全力を尽くそう。

むらっちょん

長尾

むらっちょん、詳細にありがとうございます!

最初に買い取ってくれる不動産業者を見つけるのが肝心ですね!覚えておきます。

次に、大まかな流れがわかったので解体工事に着目して「いざ!解体工事だ!」解体工事に入るまでの手順を教えてください。

空き家解体工事の手続きの手順を教えて

①解体工事に伴うリサイクル届け出を提出

80㎡以上の建物を解体工事する時には必ずこの届け出が必要なんだ。
これはどうゆうものかというと、解体工事をした際に発生した木材はコンクリートをリサイクルすることを約束する届出になるんだ。

この書類は解体現場の近くにある役所に提出する義務がある。

この書類を提出すると、専用のシールが発行されて工事看板に設置することが必要になる。

②アスベスト事前調査


アスベストという言葉は聞いたことあるかもしれないけれども、アスベストは発ガン性物質が含まれている素材のことを指すんだ。

アスベストは、建材の耐火性や耐久性を上げるために使われてきたんだけれども、先ほども述べたように発ガン性物質が含まれているため特別な処理をしなければならないんだ。


そのため、解体工事をする前に建物のどの部分に使われていたかを調査する役割が必要なんだ。令和4年からこの検査はどの建物に対してもやらなくてはならないから、忘れずにやっておこう。

実際に調査をしている観点から解説すると、どの部屋にあるかは未知数のため、部屋ごとに建材を採取しなければならないんだ。壁床天井シートにも含まれているから建材物全てを採取して専門の分析施設に分析を依頼するんだ。

この調査は専門の資格を持っていないとできないから解体工事を担当する業者に調査をお願いしよう。そのため、解体工事を依頼する側の方は、依頼する解体工事会社の人がしっかりとその資格を持っているのかを確認することが必要になるから覚えておこう。

③解体工事に伴う道路使用許可申請
これも解体工事をする上では必ず必要な届出になるんだ。

今は、路上駐車が厳しくなっているから解体工事中でも、申請を出さなければ解体工事でも駐車違反を切られてしまうことがある。

そのため、管轄警察署に事前にいつからいつまで解体工事のために車を駐車するのか申請をする。そうすることで解体工事中でも駐車違反になることを防ぐことができるんだ。

また、解体工事する場所によるけれども多くは通行の妨げになるから近隣住民への配慮としても必要になるから忘れないで申請をしておこう。

これは解体工事の依頼者がやるというよりかは解体工事の業者が事前に準備しておく必要があるから業者に任せちゃって大丈夫です。

必ず「道路使用許可は取りましたか?」と確認をすることを忘れないようにしてくださいね。 最後にまとめると、紹介した3つの申請は基本的には解体工事の業者がやるべきこと。

だから解体工事を依頼する方がやる必要はありません。

しかし、法的な責任が解体工事を依頼する肩にも発生するので、「申請はしましたか?」と声を掛けることを忘れずにしておこう。

むらっちょん

長尾

詳細にありがとうございます。業者も人間ですから忘れてしまっていることもあるかもしれませんね。

そのため、解体工事を依頼する人側から注意喚起をすることで未然に事故を防ぐことができるため声かけができる状態を作りましょう!
次に、解体工事直前にやっておくことはありませんか?

いざ、解体工事を目前にして「あれをやればよかった〜」とならないように準備をしておきたいですね。

空き家の解体工事直前に必ずやっておいたほうがいいこと

空き家の解体工事直前にやっておいた方がいいことは2つあるな。

一つ目は、害虫駆除だね。

空き家になっているとネズミやゴキブリなどのいわゆる害虫が発生しやすくなっているんだ。

住んでいると害虫対策は日常的にやっていると思うのだけれども、空き家になると対策をしなくなるよね。そうなると、空き家が害虫の住処になってしまうんだ。

そのため、解体直前にやった方がいいことだよね。ネズミの場合は、害虫撤去の専門業者に依頼して駆除をする必要があるんだ。8万円~10万円ほど掛かってしまうから金額には注意をしよう。

ゴキブリに関しては、バルサンが有効的。各部屋でバルサンを炊いてゴキブリを駆除するんだ。この駆除を怠ってしまい解体工事を行うとどうなるかというと、害虫が近所のお家に逃げ込んでしまうんだ。

そうなるとクレームに繋がるため必ずやりましょう!

二つ目は、近隣住人へのご挨拶。

解体工事が始まる1週間前後に近隣の方々に解体工事をする旨の挨拶をするのがいいんだ。

理由は解体工事をすると振動騒音粉塵が発生しやすくなりご近所の方の日常生活に支障が出るんだ。

音は朝から晩まで発生するし、粉塵は瓦を落とした後や建物を壊している時に発生する。振動は基礎部分を解体するときに起こってしまう。

挨拶をしたからといって収まるということはないのだけれども、挨拶があるのとないとでは心の準備ができるという点があるよね。

そのため、「何月何日から解体工事をするのでご迷惑を掛けてしまいますがよろしくお願いします。」と一言でいいから挨拶をしましょう。

この近隣の方への挨拶は、解体工事業者も実施するので一緒に回ってもいいですね。僕たちが近隣挨拶をするときはお施主さんと一緒に回ることがほとんどだから一緒に済ませることができるね。

以上、この二点だね。
簡単にまとめると周りに住んでいる人たちへの配所の意味を込めて直前に必ずやってください!工事が順調に終えることができるのも直前の対応がカギになる!

むらっちょん

長尾

空き家の解体工事は事前と直前の手続きややるべきことがたくさんあるんですね。

しっかりやってもらいましょう!

無事に解体工事前の手続きややることが完了して、解体工事後にやる手続きはありますか?

解体工事が終了後なにをする?

解体工事後に必ずやらなくてはならない手続きは、1個だけあってそれは滅失登記だ。

この登記は解体工事の業者ができる手続きではないから必ずご自身でやってもらう。これはどんなものかというと、登記簿上に「この建物はなくなりましたよ~」と手続きをするもになるんだ。

意外と皆さん知らない人が多いのですが、この登記は必ずやらなくてならない手続きでこれを怠ると罰則もあるから、忘れずにやろう。

この登記を進めるために解体工事業者から解体証明と解体業者の印鑑証明を貰う必要があるんだ。解体工事業者はこの発行手続きに慣れているからお願いをすればすぐに出してくれるから解体工事を着工するまえに事前に相談をしておこう。この書類を法務局にて手続きをして完了だ。

ただ、この手続きを自分でやろうとすると多くの時間と労力が必要になるから、司法書士の先生にお願いをすることをおススメするね。

実際に
法務局に行く時間も掛かるし書類を作成する時間も発生するため任せてしまった方がいいよね。

むらっちょん

長尾

ありがとうございました!これからも空き家の解体工事の情報を発信していきます。次回の記事もお楽しみに〜!

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