株式会社 ランズコーポレーション

埼玉県さいたま市・川口市・越谷市
木造解体・鉄骨解体工事

受付 9:00~18:00

損しないために抑えたい。埼玉県で解体工事を依頼する際の業者選びについて

長尾

埼玉県の解体工事といえばランズコーポレーション 広報担当の長尾です!

ランズコーポレーションは、埼玉県を中心とした解体工事を行っております。 埼玉県での総施工数は、500件以上を任せて頂きました。

我々に、お任せ頂いた皆様のおかげでこの記事を作ることができております。
改めて、ありがとうございます。

今回の記事は、解体工事の相談をもらう時に多い質問

「解体工事の費用を抑えたいんだけどどうしたらいいの?」
「損したくない!適正料金を払いたい」
「業者選びはどうしたいいの?」

を徹底的に答えていきます。
ナビゲーターはプロ解体マン むらっちょんです。

どうも、むらっちょんです。

自分、解体の仕事をしてもう10年になりますね。
自分が関わった解体工事数は1000件以上見積もり件数で言えば、6000件ほど任せてもらったので

しっかりナビゲートしていきますね。
早速、本題に行きましょう!

むらっちょん

解体工事の費用を抑える方法3選

長尾

解体工事の費用を抑えたいとよくお客様からお願いされることがあるのですが
実際どのくらいの方から工事の費用を抑えてたいと言われますか?

ほとんどのお客様から言われることがあるね笑 

それぐらい解体工事は金額として大きいし、解体した後に建てる方にお金をかけたいと思うからそれは仕方ないことだね。

むらっちょん

長尾

なぜ、解体工事って費用がかかるんですか?

解体工事は工場やIT会社と違って人の手で壊すことがほとんどなんだ。そのため、どうしても人件費がかかってしまう。また、その人件費も多く費用がかかってしまうんだ。

なぜなら、解体工事は危険を伴う危ない工事になるから比較的に費用が抑えてお願いすることが不可能なんだ。


安全に壊そうと思うと、熟練の職人さんたちが必要になってくるし、その経験に応じて金額も変わってくるから、それなりの金額がかかってしまうんだ。

むらっちょん

長尾

解体工事って大きなショベルカーを使って解体工事するじゃないですか?

それを使っても費用が大きくなってしまうのですか?

費用は大きくなるね。

あのショベルカーに乗るにも実は資格と経験が必要になる。そのため、人件費がかかってしまうんだ。

むらっちょん

長尾

人件費は理解しました。廃材やゴミを捨てるのは費用がどのくらいかかってしまうんですか?

一概にこの金額!とは言えないけれども、産業廃棄物の処理にはだいぶ費用がかかるね。全体の金額の割合で言うと、産業廃棄物の処分代で約30%から40%が処分代になるから費用は多くなってしまうね。

むらっちょん

長尾

なるほど、それは費用が大きくなるのは納得ですね。

もっと言えば、今高騰中のガソリン代も毎日かかってしまうから解体工事は総じてお金がかかると言うことだな。

むらっちょん

長尾

わかりました!

じゃ、少しでも解体工事の費用を抑えるためにはどうしたらいいのでしょうか。裏技でもいいのであったら教えてください。

3つのポイントがあるからそれを紹介していくね。

①直接業者に依頼をする
解体工事を考えた時に、まず不動産仲介会社さんに相談をしにいくと思うんだけど、その不動産屋さんが使っている解体業者を紹介されることもあるんだけれども、不動産仲介会社から紹介を受けた解体工事の業者はどうしても金額が高くなってしまう。なぜなら、不動産仲介会社に仲介手数料を解体工事会社は支払わなければならないから、自ずと工事金額が上がってしまうんだ。お客様の間に入って解体工事の指示や相談を全部やってくれるというメリットもあるんだけども、どうしても費用を抑えたい場合は、直接解体業者に依頼するのがよい。直接依頼をすることで、仲介手数料分が引かれた解体工事の金額になるから、30万円から40万円ほど、金額が安くなるから覚えておこう!しかし、デメリットとしては解体業者との専門的なやり取りを自分でしなくてはならないから、手間や時間が必要になるからそれを理解した上で解体工事業者に直接依頼をするのがおすすめだ!

②自社班を持っている解体工事会社を選ぶ
解体業者には、2つパターンがある。自社で解体工事の職人を雇わないタイプと自社で解体工事の職人を雇っているいわゆる自社班を持っている会社がある。どちらが安いかというと自社班を持っている会社の方が金額的に安くなる傾向にある。なぜなら、自社班を持たない解体工事会社は職人へ仕事を卸すことになるからその分の中間マージンが発生する。そうなると自社班をも解体工事業車の方が金額が安くなることになるな。

③相見積もりを取る
時間と労力がかかるからあまりやらない人が多いんだけど、実は相見積もりを取ることで金額が安くなる傾向にあるだ。なぜなら、金額競争をすることができるから費用が自ずと下がっていくんだ。1社だけの見積もりだとその業者の金額だけが正解になってしまうから実は結果的に損をしてしまっているだな。これは金額を下げるためだけではなく、適正な解体工事の料金を知ることができるから、おすすめになるな。

むらっちょん

長尾

この適正価格を知ることってなんで大事なんでしょうか?気になります。

適正価格を知ることで、悪徳業者から自分を守ることができるんだ。
安い業者は工事の途中で追加請求を何度もお願いしてくることがあるから実は適正な料金でなかったり逆に高い金額の工事になるとシンプルに損をしてしまっていることになるな。


解体工事には正解がないというか決まった金額が存在しないから、

適正の金額を自分で知ることで判断軸になるんだ。

むらっちょん

長尾

なるほどねですね、理解しました!次にこの適正金額について解説をお願いしたいです。

適正料金の見極め方

適正に解体工事の代金を見分けるためには、それぞれの内訳を見て比べるのが一番いいんだ。どの項目で金額差が開いているのかを見比べてみるのがおすすめ。業者に、「ここの金額が他社と比べて高いんだけど、どうにかやすくならないか?」と聞いてみるんだ。


そうすると金額が交渉がしやすくなるんだ。

ただ、注意点がいくつかあって、無理矢理料金を安くしようとすると事故の元にあるからやめておこう!

解体工事はお金がかかる工事だからそれを安くすると現場の作業にしわ寄せが全て来てしまうんだ。事故が起きて逆に損をしないようにしよう。


あとは、損しないための適正料金を見分けるためには、追加工事がどこから発生をするのかの基準を決めておこう。一般的には、工事の時見えなかった部分が追加工事の対象になる。多くあるのは基礎や地中障害。これらは解体工事が始まってみないとわからないからね。悪徳な業者はその基準を曖昧にしていることがあるから、しっかりと明確にして適正な追加工事を受けるよにしよう。


念には念を押すと、追加工事も金額を抑え過ぎてしまうと、事故の元になるから掛かってしまうものは掛かってしまうと理解しておこう。

むらっちょん

長尾

ありがとうございます!

適正料金は、他社の相見積もりの末、項目ごとに比較をして金額を決める!さらに、追加工事の基準を事前に決めておくことを理解しました。


最後に、損をしないために、業者選定のポイントを教えてください。裏技的な感じでもいいので詳しく教えて欲しいです!

どうやって業者を選べばいいのか?業者選定するためのポイント2選

わかった!2つポイントがあるからそれを教えていこう

①現場から距離が近いところに本社があるか これはお得に解体工事をするためには現場から解体業者の本拠地が近いところがいいね。 なぜなら、ガソリン代金と運転代金が安くなるから。解体工事の場合はトラックと重機にガソリンをたくさん使うんだけども、1日で相場は10,000円ぐらい使うんだ。それが距離が近ければ近いほど、料金が安く上がるのは当たり前だよね。そのため、現場から本社の距離が近い業者に依頼するのがおすすめなわけだ。

②追加工事の有無がはっきりと明記されている見積書契約書になっているか これは損をしないために、解体工事前に必ずやって欲しいんだ。それは見積書と契約書に追加工事の有無や基準が明確になっているのかを見ておく必要があるんだ。追加工場の基準が曖昧だとどんどん追加工事の提案が来てしまって結果的にみると高額な工事になっていることは珍しくないんだ。そのため、解体工事を契約する前に、見積書の注意事項や契約書の内容をしっかりと見直して、いつなにが発生したら追加工事になるのかを把握しておくことが大事だな。基本的な基準は、解体工事の見積もりの際に目視では確認できないところを基準とするところが一般的だね。 以上だ。

むらっちょん

長尾

ありがとうございましたー!それではまた次回の記事もお楽しみにー!

解体工事費用別に必要な申請許可

費用別の切り口で、必要な許可について話すと

シンプルに
500万円以下の工事→解体工事業登録
500万円以上の工事→建設業許可

これだね。

むらっちょん

長尾

500万円がラインになるんですね。
なんで、500万円がラインなんですかね?

いい質問だね。
2つあるんだけど、

1つ目は、時代背景。

高度経済成長期で同時期に多くの建築物を作ったよね。

マンションや商業施設がいい例だね。
それが老朽化して、解体工事をして立て直す必要が出てきたんだ。

そこで、
戸建てを中心に解体をしている業者が、

マンションや商業施設を解体することは危険と判断をして、

戸建てでは中々達しない、500万円というラインを作ったんだ。
実際に、500万円以上の建築物は、埼玉県でも鉄骨造がほとんど。

上記の通り、マンションや商業施設の解体工事の依頼が多い。
木造解体とは、解体工法も異なるし、産業廃棄物の処理方法も大きく変わるね。

2つ目は、法改正。

それこそ、時代の流れで、
解体工事業登録の範疇を超える解体工事が増えてくることが 予測されていたから、

大きな工事の実務経験者を解体業者に招聘する必要があったんだ。
そこで、改正が行われたのが、建設業許可の項目に【解体業】を追加したんだ。

むらっちょん

長尾

建設業許可の中に解体業は含まれていなかったんですか?

含まれていなかったというか、分類訳されていなかったんだよ。
とび・土木工事の項目の中に、解体工事が含まれていたの。

とび・土木のワードから解体のイメージが湧かないと思うからイメージしずらいけど
とび・土木の仕事の工程の中に解体が付帯工事として入っていたから
実務としてやっていたんだよね。


とび・土木の人たちは、公共工事など大きな現場の仕事をしていたから
請負金額500万円以上の工事を長年経験しているんだよね。

その実務経験を、解体業として活かすために、解体業を追加した。

これが、平成28年6月に改正されて、建設業許可が解体業者にも必要になってきた ということだね。

むらっちょん

長尾

詳しく説明していただきありがとうございます。
建設業許可の重要性と500万円以上にラインを切ることが理解できました!

解体工事って人生で1度あるかないかの世界だから、すぐに理解することは難しいんだけど、

実はこうゆう仕組みで解体業者が成り立っているってことを覚えておくだけで、

その会社のホームページを見ただけでどの免許を持っているのかわかるね。

少し、余談で僕の主観になってしまうけど、
500万円以上の解体難易度高い建築物を担当している業者が
木造住宅を担当してもらうのは安心感もあるよね。

むらっちょん

長尾

確かに!お見積もりで、鉄骨マンションの解体の写真とかお見せするとお客様から驚かれるし、

安心を感じてもらえている言葉をもらうので、
むらっちょんの考えに共感できますね。
今の説明を聞いていると、建設業許可を取得するのは、
解体工事業登録よりも難易度が高そうなイメージを持ったんですが、

実際のところどうなんですか?

詳しく教えてください!

解体工事業の建設業許可要件

これは確かに難易度が高いぞ。 どんな要件が羅列していくね。

①経営業務に管理者がいること


②専任技術者がいること


⓷財産的な基礎が安定していること


④誠実に契約を履行していること


⑤欠格要件に該当しないこと


⑥社会保険に加入していること
これだね。

むらっちょん

長尾

簡単にいうと、経営状態が安定していて、しっかりとした会社ってことですね。

真面目に会社に経営に従事している会社だったら
どこでも許可が取れそうなイメージが湧いてしまったのですが・・・


なぜ、どの項目が許可を取るためのハードルが高いのですか?
この記事を読んでくれている人の中にも、

会社の信用性は前提として作業の信用性を知りたい方もいらっしゃると思うので、お願いします!

それはね、

②専任技術者がいること。これなんだよ!
なぜ、これがハードルになるかというとね。

そもそも専任技術者に価する人っていうのは特別な資格と実務経験が必要なんだ。

むらっちょん

長尾

そうなんですね、それって具体的にどんな要件を満たしている人なんですか?

一級土木施工管理技士という資格が必要になるんだ。

むらっちょん

長尾

それは具体的にどんな資格になるんですか?

これは記事だから簡単にいうと、全ての土木関連工事をマスターしている人を指すんだよね。

施工管理、安全管理この二点が完璧にこなすことができる人にしか与えられない資格なんだ。

この資格の難易度は非常に高くて、合格率は25%前後。

試験には、学科テストと実地テストがあって、
実地テストの合格率は15%~20%なんだよ。


知識はあっても、実務で再現するのが難しい資格なんだよね。
この難関を突破した方が、晴れて一級土木施工管理技士として仕事ができるんだね。

むらっちょん

長尾

それは頼りがいのある資格ですね。

この、資格を持っている方がいないとどんなに経営状態安定していても
建設業許可は下りないということだね。

現社員が、試験を受けて合格するのを待つのか、
外部から一級土木施工管理技士の方を雇用をすることになるからね。

経営者としては非常に最大のハードルだよね。

むらっちょん

長尾

じゃ、埼玉県で僕たちと同規模の会社でどのくらいの業者が、建設業許可を持っているですか?

解体業者の1%だね。

むらっちょん

長尾

1%!!うちの会社すごいな・・・(笑)

こればっかりは縁の話だからね、

今年からランズコーポレーションに入社してくれた、N島さんのおかげだよね。

地方企業の代表取締役を経験されて、代表の理念に共感して入社してくれたみたいだからね。

むらっちょん

長尾

N島さんが、入社して以降

現場の工事の流れも良くなったし
安全面の改善にはすごい力を入れて劇的に変わりましたもんね。

そうだね、僕の10年以上解体の仕事してきているけど
違う観点からのアドバイスや改善があって、

長い付き合いのあるお客様からも褒められることが本当に増えたからね。

むらっちょん

長尾

むらっちょん、今回もありがとうございました! 最後にまとめをお願いします。

失敗をしない業者選びって難易度が高いですからね。

失敗という観点は、結果論でしかないからね。
じゃ、その結果論を失敗しない方向に持っていくための情報取集として

建設業許可を持っているか持っていないか、
その中身には、一級土木施工管理技士という鍛錬を積んだ人間がいるということですね。
とはいえ、建設業許可を取得するしないは、あくまでも経営判断になるので。

長年解体工事業登録で腕を磨いている人はたくさんいますからね。
その点も理解した上で、
解体対象の建築物に必要な、工事業者はどこなのか?
担当者と会話していく上で判断してもらえるといいと思います!

むらっちょん

長尾

それではまた、次回もお楽しみください!

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